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ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

2013年鑑賞映画感想/最も危険な遊戯/アンツ/地獄のヒーロー

305.最も危険な遊戯
 1978年日本
 監督:村川透、脚本:永原秀一
 松田優作が演じる殺し屋鳴海昌平を主人公とするシリーズの第一作。国防省発注の防空警戒システムを受注するため東日グループと五代コンツェルンの激しい商戦で、両者の重要人物が次々と誘拐され、一部は死体で発見された。そんなとき、鳴海のもとへ東日側から依頼があった。

 松田優作のイメージビデオといったところでしょうかね。松田優作がひたすらかっこいい、ただそれだけの映画だと思います。低予算ながら大ヒットしたとのことで東映で最も利益を上げた作品と言われています。アクションとか確かに面白いですから。
 公開が78年なので刑事ドラマ大都会〜西部警察の時期です。劇中の城西警察署が大都会、苅谷俊介西部警察、そもそも監督と脚本が大都会と西部警察、そもそも東映だし、もう、劇場版大都会もしくは劇場版西部警察ですね、これは。
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310.アンツ
1998年アメリ
監督:エリック・ダーネル、ティム・ジョンソン
脚本:トッド・アルコット、クリス・ワイツポール・ワイツ
製作:ペーニー・フィンケルマン・コックス、サンドラ・ラビンス、カール・ローゼンダール
製作総指揮:ブラッド・ルイス、アーロン・ワーナー、パティ・ウートン
 働きアリとして生まれ、トンネル工事に従事するZ(ウディ・アレン)はバーへお忍びに来た王女バーラに一目惚れした。王女と再会したいと思った彼は、親友の兵士ウィーバーと入れ替わって、観兵式に参加する。その観兵式はそのまま戦争へと突入していくこととなる。

 Zはウディ・アレンそのものでした。
 民衆って本当に単純です。アメリカもそうですけど、日本もバカみたいな民主主義で民主党を大勝させたり自民党を大勝させたり、私も含めてマスコミなどなどに躍らされてしまうのです。あーやだやだ。
 ハッ! 私もウディ・アレンみたいなことを言ってしまいました。
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311.地獄のヒーロー
1984アメリ
監督:ジェセフ・ジトー、脚本:ジェームズ・ブルーナ
製作:メナハム・ゴーラン、ヨーラン・グローバス、ランス・フール
 ベトナム戦争の英雄ジェームズ・ブラドック大佐(チャック・ノリス)はベトナム北部の捕虜収容所に抑留されていた。脱出に成功した彼は10年後、戦闘中行方不明兵士:MIAの調査チームに同行した。
 政府間交渉で解決できないとみたブラドックは単身で捕虜救出を決意する。

 チャック・ノリス出世作、大ヒット、地獄のヒーロー2こそが本当の1作目、ランボーシリーズ盗作疑惑などなど、話題の多い作品です。
 アクションについてはコントみたいな場面が多くて、MIA抑留を証明したエンディング以外は観るべきところが少ないと思います。よくまあヒットしたなあ、と。