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ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「REDリターンズ」を観た感想


2013年7月アメリカ公開、同年11月30日日本公開
監督:ディーン・パリソット、脚本:ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
原作:ウォーレン・エリス、カリー・ハムナー
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、マーク・ヴァーラディアン
製作総指揮:ジョン・ブルックス・クリンゲンベック、ジェイク・マイヤーズ、デヴィッド・レディ
撮影:エンリケ・シャディアック
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 オマージュ・コミックスから出版されたリミテッドシリーズ「RED」続編。
 32年前にフランク・モーゼズ(ブルース・ウィリス)が関わった「ナイトシェード計画」がWEB上に露見した。彼はサラ・ロス(メアリー=ルイーズ・パーカー)と幸せな生活を送っていたが、ナイトシェード計画に再び巻き込まれることとなった。マーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)とともに事態を収拾しようとするが、ヴィクトリア(ヘレン・ミレン)が敵となったり、カーチャ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の登場でサラが嫉妬したり、世界最高の殺し屋ハン・チョバイ(イ・ビョンホン)が彼らの行く先々で猛烈な攻撃を仕掛けてくる。果たして、ナイトシェードとは。ナイトシェードを開発したというベイリー(アンソニー・ホプキンス)と会うことはできるのか。
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 前作は2011年2月に映画館で鑑賞済です。
 エクスペンダブルズと同じ空気を感じるお祭り映画です。脚本も雑だし、ただひたすら超強いご老体ががんばっている姿を楽しむ老アクションなので、ツッコミは無しですよ。そりゃあもちろん、しっかりした脚本であることに越したことはありません。
 それにしても、最近はコストコを映画でよく観るようになりました。
 ブルース・ウィルスは58歳、ジョン・マルコヴィッチ59歳、ヘレン・ミレン68歳ということで、前者2名はまだ還暦ではありません。ただ、この年齢で、ダイ・ハード初作のようなアクションをやってのけているのは衝撃的です。ちなみに、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが44歳ということで意外といってますね。
 さて、サラ・ロス役のメアリー=ルイーズ・パーカーについて、日本公開が2013年10月だったゴースト・エージェントにも出演しています。予告しか観ていない作品です。その中では49歳という年相応の見た目なのですが、今作では30代と言えなくもない感じです。そもそもさっき年齢を調べたばかりなので49歳に驚きました。
 劇中のサラ・ロスは、フランクの前でキャッキャとはしゃぐ、たとえば喜びのあまりベッドの上で跳ねたりします。30代だったとしてもやらない仕草ですが、それがかわいいんだよ!! 目がクリクリしてるし、かわいいんだよ! 服も日本の女子高生みたいなミニスカを履くものだから、こっちはコロッと騙されます。
 そういうキャラだからこそ、フランクやマーヴィンやヴィクトリアなどにできないような任務をこなしてしまう、重要な役回りとなるわけですが。このシリーズで最大の成長を見せるキャラでもありますし。
 というわけで、REDリターンズはフランクゾッコンのサラ・ロスを愛でる作品です。大活躍する彼女の姿をぜひ劇場でご覧ください。
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