やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

2013年鑑賞映画感想/零戦燃ゆ/マラソン マン/ティファニーで朝食を

293.零戦燃ゆ
 1984年日本
 監督:舛田利雄
 製作:田中友幸 協力製作:高井英幸、田久保正之
 脚本:笠原和夫
 原作:柳田邦男
 特技監督川北紘一 撮影:鶴見孝夫、江口憲一など
 浜田正一(堤大二郎)が太平洋戦争開戦直前に零戦搭乗員となり、敗戦直前に戦死するまでを描く。

 うわあ、この映画ひっどーい。敵さんの役者の演技がひどい、14年も前の映画トラ!トラ!トラ!に比べても特撮がひどい、音楽がひどい、セリフがひどい、飛行中のコクピットの撮り方がおかしくて何が起きているのかわからない、会議での大和魂ゴリ押しがひどい。こいつはダメであります!
 海辺で堀越二郎に殴りかかる場面も失笑ものですし、もうダメです、これ。久々にダメな映画を観ました。
 零戦を復元製作したのはがんばりました。海自岩国基地で保存、公開されているそうです。
・・・
294.ラソン マン
 1976年アメリ
 監督:ジョン・シュレシンジャー
 脚本、原作:ウィリアム・ゴールドマン
 製作:ロバート・エヴァンスシドニー・ベッカーマン
 アウシュヴィッツ収容所にいた元親衛隊の歯科医ゼルはダイヤモンドをニューヨークの銀行から持ち出そうとした。この試みにコロンビア大学マッカーシズムを専攻しているマラソン大好きの院生ベーブ(ダスティン・ホフマン)が巻き込まれていく。

 観せていないのに、その痛みが伝わってくる嫌な拷問でした。兄の死や拷問などを経て、ベーブがだんだん壊れていくのが怖かったです。
 ところで、この映画は2013年11月現在上映中の「悪の法則」の後で観たのですが、ダイヤモンドや敵だった彼女や金属ワイヤーを使った殺人が共通点だとは思いませんか。
・・・
295.ティファニーで朝食を
 1961年アメリ
 監督:ブレイク・エドワーズ
 脚本:ジョージ・アクセルロッド
 原作:トルーマン・カポーティ
 製作:マーティン・ジュロー、リチャード・シェファード
 自由奔放に生きるホリー(オードリー・ヘプバーン)と同じアパートにある日ポール(ジョージ・ペパード)が引っ越してきた。ポールによって本当の愛を知ることとなるホリー。

 相変わらずかわいいですな。
 ただ、この作品についてはホリーが図書館で大きな声を出したりそのあと2人で万引きしたり、それが許せません。常識知らずのホリーにうんざりです。そんなホリーをポールが修正するのかと思いきや叱ることもしないし、万引きをいっしょにするし、ダメです。