262.死霊のえじき
1985年アメリカ
監督、脚本:ジョージ・A・ロメロ
地上にゾンビが蔓延して生存者の数もわからないアメリカ。フロリダ州の地下基地では生き残った少数の人間たちが閉鎖環境の施設内に立てこもり、ゾンビの研究と生存者捜索を続けていた。
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当時のドル高騰により脚本を変更して規模を縮小したとのことです。とはいえ、いつもと変わりないように思います。
意思があるかのようなゾンビは今作が最初なのでしょうか。敬礼が面白かったですけど。
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263.幸せへのキセキ
2011年アメリカ
監督:キャメロン・クロウ
脚本:アライン・ブロシュ・マッケンナ、キャメロン・クロウ。
ベンジャミン・ミーによる回顧録を映画化。マット・デイモンがベンジャミン・ミーを演じる。
妻を亡くし息子と娘を抱え、ロサンゼルスでコラムニストとして働いていたシングルファーザーは人生と家庭を修復するため仕事を辞めて街外れの広大な家を買う。そこには飼育員と47種類の動物がいた。資金難で運営はうまくいかず、息子との関係も悪い。はたしてどうなるのか。
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ネコ科と目を合わせて話すのはよくないと思うのですが。それにしても家族の生活面であまり節約している場面がなくて、経済観念がよろしくないようですから、観ていてイライラしました。
気持ちと運だけで動いているように見えるベンジャミンがそんなに良いとは思えません。そりゃもちろん自ら行動に出ていますが、あまりにも無計画で妻の遺した8万4千ドルがなければ最悪の事態になっていたわけです。
そんな彼に理解を示す人たちは息子も含めて人が良すぎです。それも、彼が成長したからこそなんでしょうけどね。改善です。工夫です。
ただ、ベンジャミンと妻が出会ったレストランに子供2人を連れてきて出会いを紹介する場面で泣きました。
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264.ハンガー・ゲーム
2012年アメリカ
監督:ゲイリー・ロス
脚本:ビリー・レイ、スーザン・コリンズ、ゲイリー・ロス
原作:スーザン・コリンズ
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第13地区の壊滅という結果を生んだキャピトルへの反乱に対する制裁として12の地区どうしで12〜18歳の少年少女2名ずつ24人で殺し合いのゲームが毎年行われる。今年はカットニス・エヴァディーンとピータ・メラークが12地区から選ばれた。果たして、ゲームの行方は。
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なるほど、一度文明が崩壊したあとの世界なのですね。
それでいろいろ合点がいきました。明らかに続編があるような終わり方で、そして本当に続編が確定している状態です。続編ではこの世界となってしまった理由が語られることを期待します。
アメリカ版「今から皆さんには殺し合いをしてもらいます」的な。勝手なイメージでクソ映画だと思っていましたがそんなこともなく、少し安心しました。