やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

2013年鑑賞映画感想/キリング・フィールド/アンノウン/ドラえもんのび太とブリキの迷宮

118.キリング・フィールド
1984年英国。ローランド・ジョフィ監督。カンボジア内戦を取材したシドニー・シャンバーグの体験に基づく。
 ポル・ポトという言葉は知っていました。しかし、クメール・ルージュという言葉を知らなかったので、この映画はどういうふうにポル・ポトと関係しているのだろうかと理解できないまま観ていました。プランを演じたカンボジア人は素人なんですね。めっちゃハマり役だと思いましたけど。シャンバーグとプランの再会はちょっと泣けました。

119.アンノウン
 2011年米仏独。ジャウム・コレット=セラ監督。リーアム・ニーソンが演じるマーティン・ハリスはバイオテクノロジーの学会に出席するため妻リズとベルリンへ。妻と離れてタクシーに乗ったとき事故に巻き込まれて記憶がおかしくなる。妻と再会したら別人のマーティン・ハリスと同行していて彼のことを知らないという。
 リーアム・ニーソンが普通の人を演じているなんて珍しいなと思っていました。しかし、追っ手から逃げるときの車の運転がうますぎるのです。これはおかしいなということで、案の定、今作のリーアム・ニーソンも凄腕の殺し屋でした。そう簡単に一般人を演じたりしませんね。どんな環境でも育つ驚異のとうもろこしを巡る争いだったのですが、そんなものが本当に実現したら良いのですけど。

120.ドラえもん のび太とブリキの迷宮
 1993年公開。
 なんと、今作はドラえもんの道具が原因で何かの事態に巻き込まれるというものではありませんでした。あっちの世界から積極的にのび太たちを巻き込んできたのです。科学技術の発達が人類の衰退を招くという内容ですが、ドラえもんという存在はどうなんですかね。それよりも、チャモチャ星を支配しようとしたロボットたちを最期は全滅させたわけで、それも何か違うよな、と。さらに、ロボットたちを率いるナポギストラーの死に方が少々怖かったです。