観るクソ映画をサイコロを振って決め、このブログで感想を述べる、渡されたクソ映画リストを少しずつ減らしていく企画第8回です。さて、前回サイコロで当たったクソ映画は『サタンクロース』。
2005年アメリカ。プロレスラーのビル・ゴールドバーグ演じるサンタクロースがひたすら殺戮していく。
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バイソンって肉食でしたっけ。そんなツッコミをやっているとクリスマスにぶっ殺されますよ。
前半はサンタがひたすら殺しまくります。しかも、ひとりひとりに異なる方法で。なので、前半は気持ちのいい流れです。ところが、後半なんですよ。千年前にサンタを負かした天使の子孫がニコラスといいます。サンタは彼を殺すために出現したということがわかります。サンタがニコラスを追いかけはじめたところからつまらんのです。話の流れもグダグダのモタモタになりました。観ていられません。
クリスマスを祝わないユダヤを絡めてきたり、声帯がなくのどに道具を当てて話す男が狩猟好きとして出てきてサウスパークを思わせたり、面白い部分はあるのですけれども。とても惜しいなあ、と。
前半だけ観たら楽しいかもしれませんな。
阿波踊りのテスと髪を焼かれた姉ちゃんには笑いました。
サンタの正体は実は・・・という映画について、いくつかありますが、レア・エクスポーツという映画がサンタ映画の中で一番のおすすめです。(110)
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では、次に観るクソ映画を決めますね。リストから選ぶ過程を省きまして、選ばれたのは『ファニーゲーム』です。ううん、すみませんが知らない映画です。