107.借りぐらしのアリエッティ
2010年、言わずと知れたジブリ。米林宏昌監督。
現代、母が海外へ出張に行ったため手術の近い少年翔は祖母の邸宅で療養することとなる。そこで少年は小人と出会う。
こんな終わり方なのかと驚く内容です。人間に目撃されたら生活を守るために引越ししなければならない小人たちは少年に目撃されるどころか邸宅の意地悪そうな家政婦に捕まってしまいます。少年が助けた上に生活を保障するのかなと思いきや結局引越しですからね。小人たちは追われる運命なんだな、少年の言うとおりに絶滅の道をたどるのだなという結末です。
それにしても登場人物の声がどいつもこいつも違和感なくて悔しいです。
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108.失われた週末
1945年アメリカ。ビリー・ワイルダー監督。アルコール依存症に苦しむ男のある週末を描く。
最後は苦しみを乗り越えて、作家としての自分を取り戻しますが、そこに至るまでの過程を観ているとどうせまた繰り返すんだろうなと思いました。バーでどれだけ飲んでいるのか、テーブルにつく水の輪でわかるという演出は良いですなあ。
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109.ルパン三世 GREEN VS RED
2008年1回だけTOHOシネマズにて公開。OVA。
さっさと観ろよと言われていて、ようやく鑑賞です。右傾化批判や核兵器批判などをやりつつ本物のルパンというのはこういうヤツのことを言うんだよという、言いたいことを詰めすぎた感じです。ルパンがかっこいいのは言われずともわかっていましたが、それの再認識といったところでしょうか。