やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

2013年鑑賞映画感想/怒りの葡萄/イヴの総て/スミス都へ行く

100.怒りの葡萄
 1940年アメリカ。ジョン・フォード監督。土地を奪われた家族の姿を描く。
 いきすぎた資本主義に警鐘を鳴らす、という紹介文を見ました。でも、単なるかわいそうな家族の姿を描いているだけのような気がします。履帯のトラクターで家族の家を破壊する場面は笑いました。

101.イヴの総て
 1950年アメリカ。ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督。実在の女流をモデルとした小説を原作としている。女優志望のイヴが大女優の付き人からのし上がっていく物語。
 演技を観るべき作品ですな。化けの皮がはがれる瞬間はいい気味ですよ、何せ男のほうもそれをネタにしようとしているのですから。

102.スミス都へ行く
 1939年アメリカ。フランク・キャプラ監督。死亡した上院議員の代わりに政界に担ぎ出されたスミスの奮闘を描く。
 マスコミによる扇動は今でもFOXテレビがやってるやつですな。アメリカはいつもこんな感じなんですね。扇動されている市民はティーパーティ。結末には不満があります。心に訴えて、それが通じるというのは、ないと思います。