JR九州特急白いかもめ。長崎駅にて。
白いかもめ車内。
ハトシロール。長崎名物らしい。
壱岐の国道382号線。
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11月7日10時前、長崎駅に着きました。
特急かもめに乗車予定ですが、時間があるので土産物を見て回りました。アニメ声の女の子が豚まんを売っていたり、皿うどんチョコレートとかハトシロールとかを見つけました。
ハトシロールは、エビを食パンで巻いて揚げたものです。あとでかもめ車内で食べました。意外とうまいですよ。おすすめです。エビがぷりぷりで食パンも柔らかく揚がっていますし。
特急白いかもめに乗車しました。JR九州の誇る885系です。
車内には雑誌を読むスペースがあったり、座席は革張りです。革張りのほうがそうじがしやすくて経費削減になるらしくLCCでも採用されているようですが。
本当にこれはすばらしい車両です。
先頭車に乗っていたのですが、出発と同時に全面のガラスがパッと透明になりました。運転席を通して景色が見えるようになりました。なんというニクい演出でしょうか。
トイレが狭くて残念でしたが。四国や西日本の新車のトイレは広々としているからそれに比べると落ちます。
振り子式でカーブも楽々通過、しかも揺れが少ないです。
さて、肥前山口駅でかもめを降りて普通に乗り換えました。長崎線の久保田駅に着いて、唐津線に乗り換えました。817系普通電車も快適ですな。
それにしても、2両ワンマンの普通が無人駅ですべてのドアを開くのには驚きました。
唐津線で唐津まで、唐津で乗り換えて西唐津まで。
西唐津駅到着は12時56分でした。唐津港からフェリーで壱岐に渡ります。予定では15時30分発のフェリーだったのですが、もしかして13時20分発のフェリーに間に合うのではないかとタクシーを探しました。ところが、駅前にタクシーがいないときたもんだ。
まあいいか、15時30分発でもいいかと思いつつ歩きました。ちなみに1.7キロほどです。すると、13時20分発のフェリーにギリギリ間に合ってしまいました。
船内から壱岐で待ってくれるレンタカーに電話をして予約変更しました。
エメラルドからつにて壱岐の印通寺港へ。
ドシンと音がするくらいの揺れで、少し酔ってしまいました。港に着くと、地元の人と思われる方が「あまり揺れなかった」と言っていました。
レンタカーのお迎えがあって、港からすぐにレンタカーに乗り込みました。
壱岐の国道382号線を走行です。
実は、壱岐に来るのは2度目です。前回はたしか10年以上前です。当時の私は免許もなく、国道に興味がなく、しかし、旅客機に興味がありました。壱岐でどうしても乗りたい旅客機があったので壱岐まで来たことがあったのです。
今回は国道走破という新たな目標のためにやってきました。
国道を走破したあと、郷ノ浦のレンタカー営業所へ返却です。そのあと、バス停まで送ってもらいました。
17時、今日のこのあとの予定に悩んでいました。
日付が変わって2時25分発の対馬行きフェリーに乗る予定なのですが、それまでどうやって時間をつぶしたらいいものか。
案としては、21時10分発博多行フェリーに乗り、そのあと博多から対馬へ行くフェリーに乗るというものです。博多発対馬行のフェリーが途中壱岐に寄って2時25分に壱岐を出るのです。
フェリーをホテル代わりにしようかと思いました。
それで、バスに乗り、芦辺というところへ行きました。2時25分発のフェリーも21時10分発のフェリーもこの芦辺から出ます。
芦辺が近づくと港が見えました。すると、バスが突然方向を変えます。港から離れていくのです。芦辺のちょっと先にある瀬戸というところを終点にしているはずのバスが突然勝本というところへ行き先を変えたのです。
焦った私は、一番前の座席に座りました。
「もしかして芦辺港には行きませんか」
「行きます。大丈夫です」
それを聞いて安心しました。けっこう遠回りして芦辺港に着きました。
芦辺港のフェリーターミナルが真っ暗です。ドアが開きません。出航の時間が近づかないと開かない設定なのでしょう。
しかたがないので21時まで港の近くで時間をつぶすことになりました。ダイエーがあったり、ほかは住宅や飲み屋が何軒か。
焼き鳥店を見つけて、入店しました。
若い兄ちゃんがだらりとテレビを見ていて、おじさんがノートPCをいじっていて、入ってきた私に少し驚いていました。なんか、こっちが邪魔した気分です。
若い兄ちゃんのほうが焼き鳥を焼き始めました。
それで、味なんですが。四角い身の焼き鳥やつくねがまずかったです。まずい焼き鳥というのは初めてで、ショックを受けた私はダイエーの中にあるモスバーガーへ行きました。
九州限定のチキン南蛮バーガーを食べました。
そのあと、フェリー乗り場に明かりがついて、乗り場へ行きました。
壱岐と博多の往復切符を買おうとしたら、ターミナルビルを開けておくから2時25分発のフェリーを待てばいいよ、と言われました。
ほかにも待っている人がいるからとのことです。
21時から待つことになりました。ベンチに横になりました。すると、明かりが消されて、暖房も止められました。めっちゃ寒かったです。ほとんど眠ることができずに2時25分発のフェリーで対馬へ向かいました。
つづく。