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レーシック手術体験記・術前検査編
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術前検査から幾日か過ぎたところで、仕事をいつ休んで手術を受けるか、日時を決めました。7月13日です。
電話で予約を入れたのですが、日が決まっても時間はその場で決まりません。後日7月10日に病院から電話がありました。14時20分までに来院して受付を済ませてください、とのことでした。
7月13日、病院へ着きました。受付を済ませて、事前に10万5000円を支払います。カード可です。
安渕眼科は診療を午前のみやっています。午後に待合室にいるのは手術を待つ人だけです。
だんだん緊張してくるのを落ち着かせつつ、自分の番を待ちます。その間に手術を終えた人が出てきます。保護用メガネをかけています。
自分の名前が呼ばれると診察室の裏にある部屋へ行きます。ロッカーに自分の荷物を入れます。保護用メガネをどれにするか選びます。病院でよく見るうすい緑の服を、服の上から着ます。頭にはビニルの帽子みたいなものをかぶります。リクライニングシートに座らされて、目薬をさされます。これが麻酔です。
目を閉じた状態で注意事項を聞きます。
・手術中は絶対に眼を動かしてはいけません。
・医者が何を言っても返事をしてはいけません。
・緑の点滅があるのでそれを常に見つめてください。
手術室からは医者の大きな声が聞こえてきます。機械音も聞こえてきます。とうとう自分の名前が呼ばれました。生年月日の確認があります。ここで返事をすると、そのあとはいっさい口を動かしてはいけません。
ベッドに寝かされます。
頭を固定されます。医者が大きな声で「緑の光を見つめてください」を繰り返します。ここで眼球を動かせば失敗につながると思われます。水で眼球を洗浄されます。そのため、恐怖のあまり眼が動くのですが、医者が怒鳴り声に近い感じで「緑の光ですよ！」と言います。眼球の周辺に何かをかぶせられます。さらに、眼球にプラスチックのような何かをかぶせられます。ブラシみたいなもので眼球を洗われます。
そのあと眼球をスライスすると思われるのですが、そのとき焦げ臭いにおいがしました。もしかしたら角膜にレーザーを当てているときのにおいだったかもしれません。
切られているとか、レーザーを当てられているというのは、見えません。わかりません。しかし、怖かったです。手にやわらかいボールを握らされたのですが、ギューと思いきり握っていました。
照射などが終わったあとおそらくスライスした眼が戻されたと思われます。ブラシのようなもので眼球を塗ります。
右眼が先に終わり、左眼に移ったとき、むしろ恐怖が増大しました。（さっきと同じことをされるんだ）という恐怖でした。ちなみに、あまりの怖さに負けて中止する人が100人に2人くらいはいるようです。
それでも、緑の点滅を死ぬ気で見つめます。見つめていないと医者の「緑ですよ！」という怒鳴り声が飛んできますからね。
さて、ここまでの所要時間は10分もなかったと思います。5分くらいかもしれません。
一瞬で終わります。
終わったあとは、リクライニングシートに再び座ります。ここでしばらくの間休みます。「気分は悪くないですか」と聞かれます。ここではもうしゃべっても大丈夫です。
さて、手術が終わったあとは眼を開けてもいいですが、必ず半開きにしてください。手術をした日はずっと半開きで生活してください。
もし、大きくまぶたを開いてしまうと、まばたきしたときにまぶたがスライスした眼（フラップと呼ばれる）をずらしてしまう可能性があります。フラップがずれるとどうなるのかは聞きませんでしたが、とにかく半開き、もしくはずっと閉じたままでいいです。
待合室に戻るとき保護用メガネをかけさせられます。
そのあとはすぐに受付です。ここで目薬を渡されます。大量の目薬です。
滅菌用ひとつ、抗生物質ひとつ、涙と同じ成分のものを6つです。これらの目薬の説明を受けるのですが、使いはじめるのは手術の翌日からだそうです。
ちなみに、手術の翌日も検査があるので必ず来院です。にもかかわらずなぜここで目薬を渡されて使い方の説明を受けるのか、意味がわかりませんでした。
手術した日から1週間くらいは絶対に頭を洗わないでください。どうしても洗いたい場合は美容室へ行くか、水中メガネをかけてください。
さらに、1週間くらいは絶対に眼に触れないでください。むしろ顔に触れないでください。
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次回、レーシック手術体験記・術後検査編↓
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