やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

島根ライブ参加旅・前編


特急やくも・米子駅にて。

特急うずしおN2000系高松駅にて。

境線・米子駅にて。

 6月24日。
 島根県松江市島根県民会館水樹奈々LIVEがあります。それに参加するため、私はJRで旅立ちます。
 そんな旅も、まっすぐ行くなら昼前に徳島を出たらいいのですが。そうはいかないのが私です。何しろ鉄道制覇を目指していますから。
 徳島在住の私は2009年に鉄道制覇に目覚めました。今のところ、四国のすべてと東海道線山陽線北陸線、関西線、高山線神戸市営地下鉄などを制覇しています。
 それで、24日、この日は、岡山電気軌道と境線の攻略を目指しました。
 朝7時18分、板野駅から特急うずしお4号で出発です。うちから板野駅まで車で1時間以上かかるので、本当なら徳島駅から乗ったほうが近いです。でも、板野駅なら長距離きっぷを持っていたら無料で駐車場を使えるのです。なので、板野駅まで車で行くのです。今後は、九州、中国方面は板野駅を出発駅とします。
 何ごともなく、高松駅に到着して快速マリンライナーに乗り換えです。快速マリンライナーでも何ごともなく、岡山駅に到着です。
 途中下車して、走って、岡山駅前岡山電気軌道乗り場に向かいました。清輝橋行に乗車して、1日乗車券を購入して、終点清輝橋まで乗りました。そこからすぐに折り返しました。新西大寺町筋まで戻って、降りて、商店街を歩いて抜けて、東山線西大寺町駅から東山方面へ。終点まで乗ります。
 すぐ傍にコンビニがあるではありませんか。鉄道旅なら酒ですよね。間違いないです。
 コンビニで発泡酒を買って、再び東山線に乗りました。子連れ家族2組に囲まれながらグビグビ飲みました。かなりのクズ気分を味わいました。ちなみにめっちゃうまかったです。路面電車で酒を飲む人もなかなかいないでしょう。
 いい気分で岡山駅に戻ってきました。これで岡山電気軌道完乗です。
 駅弁「祭りすし」とまたまたビールを買って、特急やくも9号に乗り込みました。
 ゆったりやくもってご存知ですか。特急やくもは2008年あたりから車両の改造が施されまして、本当にゆったりの特急列車に生まれかわりました。座席は人間工学に基づいた快適なものです。トイレもきれいになりましたよ。
 そんなやくも9号が発車すると、同時に鳥取行特急いなばが発車していきます。島根方面と鳥取方面の特急が同時に発車なんて胸熱じゃないですか。
 それだけではありませんでした。
 なんと、徳島方面に向かう特急うずしおも同時発車していたのです。やくもとうずしおが並走していて、そのうちうずしおのほうがやくもの上を通過して交差したのです。こんな胸熱はありません。これがブログのタイトル「やくもとうずしおをがっつりと」なのです。第二の故郷島根と生まれた徳島を結ぶ特急が交差するなんて。しかも、ブログのタイトルですからね。
 祭りすしを食べます。ままかりやらさわらやら、岡山の海幸がてんこ盛りです。そして、ビール。
 そんなこんなで、特急やくもは伯備線に進入、山を抜けていきます。あいかわらず揺れますね。
 中国山地を抜ける途中、備中神代駅を通過したところで車内アナウンスがありました。それは、分水嶺を通過するという案内でした。
 大山が見たいから、進行方向右側に座りましたが、大山は雲をかぶっています。きれいなはずの大山が見えませんでした。
 米子駅が近づくと、米子観光の車内アナウンスもありました。
 13時13分、米子に到着です。本来ならこのまま乗って松江で降りるところですが。
 境線に乗り換えます。JR境線攻略です。
 車内アナウンスはなんと目玉おやじと子泣き爺が担当していました。境線の全駅に妖怪の名前が付いています。
 境港駅に着くと、隠岐汽船のフェリーしらしまがいました。境港からはバスで松江へ。
 ライブに参加して、そのあとは先輩と合流、さらに後輩も来てくれて、うまい飯と酒をいただきましたとさ。
 先輩の自宅に泊まりましたけど、まさか先輩のご両親が田舎から出てきていたとは!
 油断しました。

 後編に続く。