やくもとうずしおをがっつりと

目指していた国道完走と鉄道完乗は終わりました。日本のすべての国道を走り、鉄道に乗ったのです。

映画「私が、生きる肌」を観てきた感想(ネタバレ)


あらすじ:天才的な形成外科医ロベルは、画期的な人工皮膚の開発に没頭していた。彼が夢見るのは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった“完璧な肌”を 創造すること。あらゆる良心の呵責を失ったロベルは、監禁した“ある人物”を実験台にして開発中の人工皮膚を移植し、今は亡き妻そっくりの美女を創り上げていくのだった。

 まさかの衝撃的作品でした。
 事前の情報を何も調べずにいたので、衝撃はなおさらでした。
 天才的な技術を持つ皮膚の専門家:ロベルは女性に皮膚移植を施しています。それは、蚊に刺されない、簡単には傷つかないなど強化されたもののようです。それをこの女性:ベラを使って人体実験をやっているようなんですね。このベラという女性は監禁されているのですが、映画の冒頭では監禁されているようには思えないのです。そこがまた面白いところです。
 とにかく、ああ、この医者は頭おかしいんだなあ、となんとなく思いました。
 そのあと虎のコスチュームを着た男が出てきたときはもうどうしようかと思いましたけど。なんか、あっち(スペイン)ではそういうイベントがあるんですね。虎コスなのに、周りがいたって普通なのでおかしいなと思いましたけど。この虎コスが出てきたとき私の頭の中では原田泰造の「ぼく、トラだもん」というネタが浮かんできて一人で吹いていました。
 虎コスの男と、医者と、医者といっしょに住んでいるマリリアと、ベラがどういう関係なのかつかむことは大切ですな。
 ベラの正体がなかなかつかめないんですよ。でも、正体を知ったときは、腰を抜かすしかないでしょう。
 医者の娘をファックした男がベラの正体ですからね。なるほどな、だからベラは裁縫が得意なんですな。娘をファックしたビセンテという男は、男のとき服を作っていましたから。
 医者は怒りのあまりにビセンテをベラという女に作り変えてしまいます。さすがは天才ですね。
 でも、何年後かに、医者はベラとベッドでいっしょに寝たりするんですよ。そこがわからないです。ベラが医者の亡くした妻そっくりらしいですけど、それでも、中身はビセンテなのだから、セックスとかできないと思いますが。難しいところです。理解の及ばないところです。
 それにしても、ベラ役の女性、肌がめちゃくちゃきれいですね。映画のためにそれなりの加工はしているのかもしれませんが、超自然的な美しさですよ。
 ゆるいSFでもあります。衝撃的な内容でもあります。ベラの正体以外にも衝撃がありますし。
 前半は意味がわからない部分があったんですが、後半ですべて理解できたので、きっと大丈夫です。ただ、「愛」という点も主題らしいのですがそれは理解できなかったです。この「愛」を理解できるかどうか、なのでしょうかね。