やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

マチアソビvol.4をがっつりと 1日目午前編

 徳島で、マチアソビ4回目がやってまいりました、10月9日から11日まで徳島市街のポッポ街や新町川周辺、眉山山頂で開催されます。それに参加してきました。
 今まではひとりだったのですが、今回は連れがいます。岡山から来る女の子でして、子というのはどうかな、私と同じ年齢ですから。仲が良くて、連絡を取っていたのですが、マチアソビに行ってみたいということで、今回初めて参加してみようということにしたそうです。マチアソビに来たいというのだから、それなりにヲタ属性の女性です。この子がねえ、かわいくてねえ、あわよくば付き合いたいなあ、なんて……。でも、私は徳島で、この子、仮にマルキとしましょう。マルキは岡山ですからねえ。ううん、難しいですなあ。
 マルキは朝9時35分に徳島駅に着く予定です。私は朝9時に徳島駅に着きました。徳島駅近くのポッポ街で先に何か見学してからマルキを待つことにしました。ところが、ポッポ街の見学すべきところはすべて10時以降に開くとのことです。うわ、暇だあ。
 時間になってから、徳島駅に行ってみました。特急うずしおが入ってきて、マルキが降りてきました。直接会うのは何年ぶりかな、っていうくらいの久しぶりです。岡山県庁職員でして、この3連休は自由に使えるとのこと、全部マチアソビに費やすそうです。マチアソビ3日間、いっしょに遊びますよ。タハアという感じの笑顔で改札口を通ってきて、「久しぶりだね」とマルキのほうから声をかけてきました。直接会うと、なんだか恥ずかしいです。照れているのは私のほうでした。案内はすべて私に任されています。ミスのないように努力します。
 まだ10時になっていないので、とりあえずポッポ街の1台だけ展示されている痛車を見学することにしました。持ち主らしき人に撮影してもいいかどうか声をかけました。そして、撮影。今日1枚目の画像となりました。画像はすべて文章の下に掲載してあります。粗末なものですが、どうかご覧ください。
 痛車を見たマルキは「千葉から来たの? わざわざすごいなあ」とのこと。ナンバープレートには『野田』の文字がありました。それを見てすぐに千葉とわかるのですから地理に精通しているわけです。だから、地理好きの私と気が合うというのもあるんですけどね。
 雨が降ってるね、という話になりました。けっこう強い雨が降っています。今回のマチアソビは徳島の象徴である眉山(びざん)山頂が中心だったりします。山頂はもちろん屋外ですから、もしかしたら中止という可能性もあるので心配です。とりあえず、今はポッポ街のイベントを楽しむことにしました。
 なんと、今回のマチアソビではガイドブックが発売されていました。マルキは1000円のそれを迷わず購入。私も財布と相談して買いました。これまでのマチアソビの様子や、マチアソビに協力したアニメーターの色紙などが掲載されていました。「これで1000円は少し高くない?」とマルキ。
 10時になると、まず向かったのはポッポ街にあるビルの5階の「応援しよう!!県人作家展」と「西尾維新アニメプロジェクト原画展」です。徳島県内出身のサブカルメーカーを紹介しているようです。中村佳樹先生のボードの前で立ち止まったマルキが「スキップビートの人か。知ってるよ」と少しはしゃいでいました。ほかには水瀬マユ先生、和深ゆあな先生、河野裕先生、漆原ミチ先生、ヤス先生、砌煉炭(みぎりれんたん)先生などが紹介されていました。イラスト、ラノベ作家、漫画家などなどです。徳島も多いですなあ。おとなりの高知には漫画家の知名度で負けますが。
 同じ部屋では西尾維新化物語刀語の原画が展示されていました。これはたぶん、少し前にufotableカフェで展示されていたものではないかなと思います。すげえなあ、こんなのが描けるようになったらいいなあ、そればっかり考えながら眺めていました。マルキは「どのキャラがいいの?」としつこく聞いてくるのですが、何も答えませんでした。ここでうまく返せない私ってば、本当にだめね。
 次にポッポ街の1階に降りて痛チャリの展示を見学しました。10台以上の痛チャリが並べなれていました。私は何くわぬ顔で眺めていたのですが、マルキはニヤニヤしていました。「世の中なんでもありだね」とのことです。
 続いて、美少女ゲームの広告画展示を見学しました。部屋に入るなりマルキが「要するにエロゲーでしょ」と言うので私は一気に恥ずかしくなりました。広告画なのでエロい部分はいっさいないのですが、展示されているものは私の知っているというかやったことのあるエロゲーもありました、見学しているこっちが恥ずかしかったです。戦国ランスとか超昴閃忍ハルカとかフェイトとかクラナドとかリトルバスターズとかななついろドロップスとか。マルキに「フン!」と鼻で笑われました。
 あとは武装神姫展、夢色パティシエール展とかを眺めました。マクロス展もあるはずなのですがそれは場所がわかりませんでした。この日の夜にマクロス展を見つけるのですが。
 雨が強いです。眉山山頂のイベントがやっているのどうかわかりませんが、山に登ることにしました。駅から歩いて10分、眉山へ登るロープウェー乗り場はすぐのところです。すると、途中で女の子ふたりに声をかけられました。「阿波おどり会館はどこですか」とのこと。その会館はロープウェー乗り場のある建物です。いっしょに行こうということになりました。山頂のイベントに参加するんですか、と聞かれてマルキはすぐに「そうなんです。でも、雨降ってるからやってるんですかね」と答えていました。
 阿波おどり会館の入り口で女の子たちと別れたあと、私はロープウェーに乗ることをためらいました。運賃が高いし、もし乗ってイベントが中止だったら悲しいですから。でも、シャトルバスというものを見つけました。なんと、この3日間特別に山頂まで運行されているそうで、しかも運賃は200円、ロープウェーは割引を使っても片道400円ですから半額です。これは助かった! バスで行くことにしました。するとマルキが嫌な顔をしました。「ロープウェーの豊崎愛生アナウンス、楽しみだったのに」とのこと。ええ!? 楽しみだったんすか。でも、明日あさっても眉山に登るし、今日はバスにしようというとあっさりバスで行くことになりました。
 バスは徳島市営の大型観光バスでした。こんな大きなバスが眉山に登れるんですね。まあ、たしかに道はそれほど狭いというわけでもありませんが。
 山頂のホテル近くに着いたバスを降りて、イベント会場まで歩きました。テントが張られていて、中止になったイベントはどうやら無いみたいです。よかったです。

ポッポ街入り口にあるマチアソビの看板。

ポッポ街で展示されている痛車

マチアソビ初のガイドブックが向かって右。左はフライヤー。

徳島出身の作家展と、西尾維新アニメプロジェクト原画展入り口。中は撮影禁止。

痛チャリ展示。
マチアソビvol.4をがっつりと1日目午後編につづく。