やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

マチアソビvol.3をがっつりと


http://www.machiasobi.com/
 5月3日、徳島市内で行われているマチアソビvol.3に行ってきました。5月2日から4日まで徳島でやってます。まずは友達から5月8日の茅原実里ライブのチケットを頼まれていたのでポッポ街のアニメイトへ確保しに行ってきました。私のチケットはだいぶ前に確保済みです。茅原ライブのチケットはアニメイトへ行けばまだありますよ。最前列と最後列のほぼ真ん中だから意外と良席かもしれません。
 さて、マチアソビは今回で3回目で、徳島のイベントとして定着してきたかもしれません。ですが、まだまだ周知されていないと思うし、アニメなどが中心のイベントですから徳島の人々は参加しずらいでしょうなあ。今回も徳島市内中心部の各所でいろいろなイベントが行われています。1回目のマチアソビに参加しなかったことをいまだに悔みつつ、アニメイトでチケットを確保したあと、アニメイトのあるポッポ街でのイベントを見学しました。まずはDENGEKI BUNKO展(画像1枚目)です。電撃文庫の表紙パネルなどが紹介されています。あまり読書する人間ではないので、このBUNKO展で紹介されている表紙はわからないものがあったりしましたが、知ってるものをがっつりと眺めてきました。まあ、アニメはたくさん観るので、アニメ化されて知ったというのが多かったりするわけですが。続きまして、同じくポッポ街でブラックロックシューターの痛車(画像2枚目、3枚目)が展示されていたので見学させていただきました。すげえよ……ポカンとしちゃったよ。車種はコルベットです。めっちゃきれいだし、外を走ったら汚れそうだから走らせたくないですなあ。
 そのあとポッポ街を出て、眉山の下へ移動しました。眉山へ登るためのロープウェーに乗ります。ロープウェーでは私の大好きな水樹奈々が案内放送をマチアソビの期間中だけやってます。それだけのためにロープウェーに私は乗るのです。ちなみに今回のマチアソビでは眉山山頂でイベントをやってません。乗り場では明らかに普通の観光客が行列をつくっていました。ふだんは閑古鳥が鳴いているはずのロープウェーもGWになるとこんなに行列ができるのですね。まさか、一般の観光客の皮をかぶったヲタどもなのでしょうか。子連れだったり年配の方だったりするからただの観光客だと思うのですが。ふだんは30分ごとの運転ですが今日は7分ごとの運転です。30分ほど待たされてロープウェーに乗りました。いよいよ上りの案内放送を聞きます。『……案内させていただきます、水樹奈々です』と聞いた途端私は赤面しました。周りは普通の人たちですからとても恥ずかしくて窓に顔をうずめてしまいました。 『ふだんは歌や声優のお仕事をしています』だそうです。ますます恥ずかしい……。放送の内容は、ロープウェーや眉山山頂から見える吉野川眉山紀伊水道大鳴門橋吉野川大橋などの説明でした。それで、吉野川の説明のとき、徳島、高知、愛媛にまたがっている大きな川と言ってちゃっかり愛媛出身だということをアピールしていました。あとは徳島名物のぼうぜの姿すしやそば米雑炊、眉山という名前の酒を紹介していました。ぼうぜ寿司はあまり好きじゃないんだよなあ、シャリがでかすぎてうんざりするんです。個人的には徳島ラーメンやわかめやすだちなどを紹介してほしいなあ。片道6分ほどしかなくて案内放送も短いのですが、これを聞くために800円払ったのですが、ううん、まあ、いいんじゃないの?
 山頂での滞在時間はわずか5分ほど。何度も来たし、イベントもやってないし、すぐ下ります。下りの案内放送は『上りに引き続き案内させていただきます、水樹奈々です』だそうです。下りは阿波踊りの紹介でした。水樹奈々の地元にある新居浜太鼓祭りもちゃっかり紹介していました。新居浜観光大使め! 阿波踊りの紹介が終わるとマチアソビの案内でした。『私も出演しているテイルズ……』といった感じでマチアソビのイベントで使われているアニメなどの作品の名前を羅列するもんですから私はまたまた赤面するのでした。一般の人々の前でこういう名前を羅列されると聞いてる私はなぜか恥ずかしいです。最後は『またお会いしましょう』だそうです、はい、またいつかライブでお会いしましょう。ロープウェーと眉山の画像は4〜6枚目です。
 ロープウェーに乗ってて思ったのですが、眉山山頂にはある程度の無料駐車場がありまして、車で登ることもできるのですが、県外からいらっしゃったお客様は眉山山頂に車を駐車してロープウェーの往復切符を購入して徳島の街で遊ぶという方法もあるのではないでしょうか。市内の駐車場に駐車するよりはまだいい方法じゃないかな、ということで提案してみました、いかが?
 続きまして、新町川へ移動しました。すると新町川ボードウォークではマチアソビイベントの一環としてパラソルショップ(画像7枚目)が並んでいるのを発見しました。これはあとで見学するとして、今はまず橋の下美術館へ向かいます。徳島市街地の中心、徳島駅や徳島唯一の百貨店そごうや徳島城跡などがある地域は川に囲まれていて空から見るとひょうたん島(そういえば作者が亡くなったなあ)に見えなくもないです。←画像8枚目。そのひょうたん島をぐるりと一周する周遊船があって、毎日やってます。100円払うだけで乗れます。その周遊船がマチアソビvol.3期間中は橋の下美術館に変身します。市街地ですから多くの橋があって、その橋の裏にアニメなどの絵画が描かれているのです。なかなか良い発想ですなあ。というわけで乗り場へ向かうとびっくりするくらい長い行列ができていました。100円で乗れるもんなあ。みんな乗りたいよなあ。でも、アニメとかに興味のなさそうな家族連れや年配の方もいらっしゃいました。船に乗るための順番待ちで30分くらい待って、ようやく乗船です。船の画像は9枚目。1年前になんとなく周遊船に乗ったときは船長がいろいろと説明しつつ島の周りを一周したのですが、今回は橋に飾られている絵画に合わせた音楽をラジカセで流しているだけで、説明などはありませんでした。ちょっとがっかり。橋の下の絵の画像は10〜18枚目です。橋がものすごく低くて、絵全体を撮影するのは不可能でした。また、船の進行方向とは逆に絵が貼られていたりして、それもがっかりです。
 途中で、お客さんの1人が帽子を飛ばされてしまい、船を止めてバックしようとしたら帽子が船の中から出てきて和むという場面がありました。どう見ても船の外へ飛んでいったし、船長も含めて皆がそう思ったのですが。橋の下の絵以外の眺めは画像19枚目をどうぞ。また、船の乗り場では小さな子供が船の発着を手伝っていて、お客さんが「こども船長だ」と言って、この場面でも和みました。
 船を降りたあとはボードウォークへ移動しました。ボードウォークではアニメ製作会社やゲーム製作会社のパラソルショップが並んでいます。また、地元のクレープ屋も出店していました。そして、痛チャリ展示(画像20枚目)もありました。痛チャリ展示の隣では痛ステッカー作り体験もやってて、私も300円払って作らせてもらいました。めちゃくちゃ慎重にやりすぎてだいぶ時間がかかって、ブースの人たちにかなり気を使わせてしまいました。ごめんなさい。気を使わせて時間を費やした結果が画像21、22枚目です。うう……目も当てられない結果に……。最初からうまくできる人はいませんよということですが他のお客さんが短時間でうまくやってたので無念です。不器用ですから。
 そのあとコスプレをしていらっしゃる方に声をかけてブログに載せることを許可してもらった上で撮影させていただきました。ありがとうございます。画像23枚目。携帯で撮影ってのはちょっと失礼な気もするのですが、ご勘弁を。何より下手で申し訳ない。
 ボードウォークの隣には小さな野外ステージがありまして、前回のマチアソビでもラジオ公開録音やライブが行われました。今回は私も知ってるMOSAIC.WAVのライブがあります。まだ2時間前だけどステージはお客さんでいっぱいでした。MOSAIC.WAVの前につきねこなどのライブもあるそうで、だからまだ2時間もあるのに大勢集まっているのですね。(ライブ始まる前の画像24枚目)ライブが始まってみると、つきねこなど私のまったく知らない方たちが歌いました。客の中にまったくノッてないやつがいたらそれは私です。私の後ろでサイリウムを全力で振ってジャンプしている方たちがいて、私は彼らを見ながらニヤニヤしてました。私も水樹奈々ライブのときはこういう人たちみたいになっちゃうのですが、でもここは市中ですよ。一般の方たちも大勢いるわけで、私は微動だにしませんでした。生演奏もやってて、ベースとギターの男性2人がイケメンでした。観客がステージの方に向かって「回って〜」と叫ぶのですが、「回って〜」って水樹奈々ライブ以外でもあるものなんですね。知りませんでした。ライブに出てくる方たちがね、全然自己紹介してくれないんですよ。たまにしてくれるけど、自己紹介がないから私は名前もわからないまま座っているだけでした。こんな私だって、水樹奈々ライブのときは壊れるんですからね。なんか言い訳みたいになってますが。
 ステージの隣は大通りなのですが、ふだんなら歩いている人なんて1人もいないのに、今日はものすごく多いです。前回のマチアソビよりも多いと思います。やっぱGWの人出はすごいですな。徳島にもっと人が来るいいなあ!
 さて、MOSAIC.WAVが登場しました。「ようじょようじょようじょはたくましい」という掛け声で始まりました。ここは市中、大勢の一般人がいるのに、その掛け声は大丈夫なのでしょうか。1曲目は私もカラオケで歌ったことのある歌でした。アニメ「すもももももも」オープニングの「最強○×計画」です。正直、これくらいしか知らないんですけどねえ……。この歌が終わってしまうときが不安でしたよ。結果的には聴いたらわかる歌がいくつかあって、それなりに楽しめました。それでも、ここが市中の野外ということで、軽く手拍子をするだけで、まったく声を出しませんでした。水樹奈々ライブのときはのどを枯らすのですが。これもまた言い訳みたいだな。ライブ中、後方に居並ぶ本物のファンの方々の動きがすさまじいです。水樹奈々ライブでもここまですごいのは見たことがありません。私も一般の方々も圧倒されていました。体中にサイリウムを巻きつけた人がいたり。もう、すげえわ。
 MOSAIC.WAVによる自己紹介は「知らない人も多いだろうからどういう2人組なのか説明しようとしたけど2人の間で詳細不明ということになりました」だそうです。ええーっ。「アニソンなんだからピコピコしたっていいじゃないか」という感じの音楽をお届けするそうです。シンセサイザを使ってだいぶピコピコしてます。何よりボーカルの女性の声が耳に残ります。MOSAIC.WAVライブは約1時間で終わりました。10曲くらい歌ったかな。ちなみに無料のライブですよ。MOSAIC.WAVがステージから退場していったあと、アンコールが始まりました。「アンコール! アンコール!」の連呼ではなくて何やらちがう言葉がファンたちによって叫ばれました。このライブは無料なのにアンコールに応えてくれるのでしょうか。すると、MOSAIC.WAVが応えてくれました。でも、アンコールの曲は用意していなかったそうで、アカペラに近い感じで歌ってくれることになりました。ファンの皆さんが大喜び。
 今度こそ本当にライブが終わって、つきねこの声優によって『本日のライブは終了いたしました』というライブではよくあるさっさと帰れ放送があったりしました。本物のファンの皆さんが音頭をとって三本締めが行われて、私も三本締めに参加しました。一応、お客さん全員が巻き込まれてましたけどね。
 ライブの6曲目からステージ後方に鴨が出現しました。何しろステージの後ろは新町川ですから。川ですから。その鴨がライブのあともずっと動こうとしなくて、私も他の方も鴨を撮影しました。(画像25枚目)ライブ中は鴨に気付いたボーカルのみ〜こさんが鴨に声をかけたりしていました。まあ、それでも鴨は動かなかったのですが。野外だとこういうこともあるのです。そのあとはステージの上でカンペ(画像26枚目)を発見して、夜の新町川(画像27枚目)を渡って帰宅しました。
 次のマチアソビが待ち遠しいです。今回も私のブログにお付き合いくださり誠にありがとうございました。ここから下は画像でございます、お暇があればご覧ください。

画像1枚目:ポッポ街のDENGEKI BUNKO展。画像右手はコスプレ衣装の貸し出し。

画像2枚目:ブラックロックシューターに染められたコルベット

画像3枚目:ブラックロックシューター車をテールから撮影。

画像4枚目:眉山へ登るロープウェー。2連。

画像5枚目:眉山山頂から徳島市街を眺める。夜景はすばらしいのでおすすめです。

画像6枚目:眉山下のロープウェー乗り場がある建物。阿波踊りの簡単な紹介も建物内にあります。

画像7枚目:川の左手にパラソルショップが並んでいます。

画像8枚目:徳島市街は川だらけ。川に囲まれた部分がひょうたん島に見えなくもない。

画像9枚目:ひょうたん島周遊船。

画像10枚目:最初の絵。まさに橋の下。








画像18枚目:最後の絵。

画像19枚目:左手の赤レンガの大きな建物が徳島県庁、画像中央の山が眉山

画像20枚目:車に比べると描ける範囲が限られる。

画像21枚目:ファイルを作った。黄色い紙は痛ステッカーの作り方。

画像22枚目:自分のPCにも貼りました。

画像23枚目:コスプレイベントもやってます。声をかけて撮影させていただきました。

画像24枚目:ライブ始まる前。カメラの三脚越しですみません。そごうや徳島駅ビルが見えてます。

画像25枚目:ライブに参加した鴨。

画像26枚目:ライブのステージに残されたカンペ。

画像27枚目:夜の新町川