やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

徳島阿波おどり空港をがっつりと

 今日は時間ができたのでちょっくら徳島阿波おどり空港に行ってきました。4月8日に開港した空港です。開港というよりもリニューアルと言ったほうがよいでしょうか。滑走路を2000メートルから2500メートルに延長し、ターミナルビルも移転、新築となりました。
 茨城空港の凄惨な姿ばかりが報道されましたが、徳島阿波おどり空港の醜悪っぷりも報道してほしいものです。大型機発着に対応するための滑走路延長って、大型機どころか徳島にとって最も重要な東京線すら乗客が減っていますし、旧ターミナルビルはまだまだものすごくきれいな状態で、十分に使える状態であるにもかかわらず移転新築するなんて、ひどい! ひどすぎる! 税金使ってんだぞ! 航空運賃に上乗せされてんだぞ! マジでふざけんな。移転したおかげで市街地から遠くなってますし。
 たしかに、徳島空港の拡張計画が持ち上がったときは利用者が増えていた時期でした。しかし、その当時でもはたして2500メートルにするほどの需要があるかどうか怪しかったし、今となっては利用者は減っているのです。
 日本の航空行政があまりにもひどいです。すべての力を羽田とかどれかひとつの空港に集中して、大阪、福岡、新千歳、名古屋、那覇、鹿児島など一部を除く地方空港は滑走路を1500メートルのままにしておくべきだったのです。地方はB737クラスだけが飛んでおけばよかったんですよ。B737クラスなら徳島空港も倍近い便数に増やせて便利だと思うのです。羽田は拡張できないから成田を造ったはずなのに、今ではなぜか羽田は拡張できているし、どういうことよ! 戦略の無さにあきれるわ。地方空港の中途半端な国際線のせいで成田や関空は辛酸をなめるばかり。空港の生み出す赤字は税金で穴埋めです。関空と中部を造った金で羽田に集中しておけばどれほどど良いものができたことか。まあ、羽田も船の航路を邪魔してしまうからさらなる拡張には限界があるとは思いますが。……ああ、もういいか、徳島阿波おどり空港の画像をどうぞ。

新ターミナルビル。青空がきれい。

ビル内の中央は吹き抜け。画像ほぼ中央に航空機が見えてますがわかりますか。MD90です。

なんと、搭乗橋が2階建てで上の階が展望ホールになっています。航空機が間近。航空行政を批判した小生は旅客機ファンなので興奮しました。今日は見学者が大勢いました。

オープンデッキのないビルですが、窓越しで航空機が間近に見えるので満足しちゃいました。画像ほぼ中央にある周りよりも特に黒く見える山が徳島名物の眉山です。展望ホールのすぐ傍に徳島バーガーなどを売っている店があり、食べながら航空機を眺めることができます。