やくもとうずしおをがっつりと

「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。

18きっぷと横浜をがっつりと 3号車

 報告します、読者各位。リアルのほうで水樹奈々ファンの知り合いができました。祝ってください。というわけで、略して18横浜の続きをやります。
これまでのあらすじ:2010年3月12日、まだ暗い早朝に徳島を出た私は高松→岡山→赤穂→姫路→寺前→和田山→福知山→舞鶴敦賀→福井→金沢と、普通列車を乗り継いできたのであった。サンダーバードが通過していく様はまるで新幹線のごとし。金沢のネットカフェで次の移動まで休んでいた。今回は、日付の変わったところから話は始まる。……当ブログ「やくもとうずしおをがっつりと」で紹介してきた画像の数々は、携帯電話で撮影しました。私にとってはだいぶ性能のいいものなのですが、ピントの合わないものが多いですし、画像もお目汚し程度のものではございます。ピントの合っていない画像の共通点は「近いところを撮ったもの」です。どうやらこの携帯電話のカメラは近いとダメみたいです。何とぞ御容赦ください。


 左の画像が朝の金沢駅構内での寝台特急北陸と夜行急行能登。真ん中の画像が朝の金沢駅での富山行普通列車。右の画像が朝の富山駅
 3月13日午前3時、ものすごく眠いし、ものすごく疲れているのですが、眠ることもできないままにネカフェの飲み物を時折飲んだりしているのでした。インターネットでだらだら過ごして、眠ってしまいたいと思って目をつぶってしばらくしたら開けて、その繰り返しでした。
 午前4時を過ぎたところで、そろそろ金沢駅へ向かおうと店を出て、金沢駅を目指しました。体がもっていかれるくらいの強い風が吹いています。入店したときの金沢市片町は大勢の人がいたのですが、今はだれもいません。金沢の街は坂が多いですね。車だと全然わからない緩やかな坂ですが、この坂の感じだと金沢の街は扇状地にあるのでしょうか。ゆっくり歩いていきましたが、行きは1時間かかった道のりをわずか30分で歩いてしまい、金沢駅ではだいぶ時間を持て余してしまいました。たばこでも吸おうかなと、吸える場所を探したのですが、金沢駅にはありません。昨日の福井駅加賀温泉駅も吸える場所がなくて、もしかして北陸ってものすごく禁煙化が進んでいるのでしょうか。
 次の電車は富山行各駅停車です。始発でして5:25発です。それまでまだ30分ほどあるのですが、駅構内は何やらおかしな雰囲気となってきました。警官が10人ほど改札口に集合しているのです。何かあったのかと思いきやそれほど緊急でもなさそうでした。ああ、そうか、上野から来る寝台特急北陸と急行能登の対策なのか、と合点しました。寝台特急と急行が到着するまではまだだいぶ時間があるはずですが、既に撮り鉄が何人かホームへ入っていきました。私は撮り鉄のような物々しいカメラなどを所持していなかったので警戒されませんでしたが、警官の目は明らかに撮り鉄を追っていました。
 警官はさらに増えて、IPPと書かれたジャンパーを着た警官も何人か現れました。IPPって何でしょう。さっきググッたけどわかりませんでした。たかが撮り鉄、警戒されすぎです。一部のやんちゃなファンのせいでこうなってしまいましたよ、ったく。
 金沢駅の中をぶらぶらしていたらこんなものを発見しました。寝台特急北陸と急行能登のこれまでの歩みと写真を簡単に紹介したものでした。列車が消えていくのは悲しいです。実は私も昨日3月12日の金沢から上野へ向かう寝台特急北陸の切符を手に入れようと準備をしていたのですが、その準備はすべて失敗しました。4社の旅行代理店に切符購入の予約を取り、JRみどりの窓口にもお願いしてあったのですが、だめでした。すべてだめでした。
 10分前になると、ホームに私が乗る電車が入ってきたのでホームに上がって電車に乗車しました。何人かの撮り鉄も乗車してきました。この富山行電車は時刻表によると寝台特急北陸、急行能登とすれ違うことになっています。この車両は昨日敦賀から乗ったものと同じですが、塗装がまったく違います。真っ青です。雪国でこの色はなんか冷たくて嫌ですなあ。
 時間になり電車が発車しました。駅へ停まるたびに撮り鉄は下車していきました。なるほど、途中の駅から寝台特急の通過する様を撮影しようというのですね。御苦労さまです。
 私は二夜連続で徹夜だったので寝てしまいました。富山まで1時間ですが、半分以上は寝たと思います。起きたら既に高岡を出たあとでした。うわあ、かなり車窓を見逃した! もしかしたら寝台特急とすれ違ったあとかもしれない、と悔しがったのですが、高岡を過ぎたところで2つの寝台特急とすれ違いました。高速走行だったのでどちらが寝台特急北陸だったのかわかりません。さらに、富山近くの小杉で急行能登らしき列車とすれ違いました。これも高速走行だったので確証はありません。小杉駅は大勢の撮り鉄と警備員がいました。
 富山に到着、次の電車は6:24分発直江津行普通電車です。乗り換え時間はわずか3分しかなく、富山駅を見て回る余裕はありませんでした。ちょっと撮影してすぐに次の電車に乗車しました。この直江津行普通電車ですが、なんと、以前からずっと気になっていた私にとっては謎の車両でしたよ。クモハ419と書かれています。白くて屋根がやたらと高い不思議な車両です。乗車してみると、車内には寝台のあった跡がありました。どうやら以前は寝台車だったようです。窓が小さくて、扉が車両の内側に折りたたまれながら開け閉めされるタイプでした。乗ることができてよかったです。さて、この電車についての情報ですが、3月14日に東京でお会いした先輩から伺うことができました。通称食パン列車と言うそうで、引退間近だそうです。やはり以前は寝台車として使用されていて、今まで北陸線の普通電車として活躍してきたそうです。なるほど、食パン電車か。白いし、食パンみたいに屋根が丸くて大きいですから。    ……………さて、富山を出発した車内はある程度席が埋まった状態でした。富山から直江津まで2時間、ここからの光景は立山連峰や親不知、日本海など見るものが多いですよ。楽しみです。食パン列車、ものすごくうるさいモーター音が車内にひびきました。……………それで、気付いたら既に富山県を出て新潟県糸魚川でした。直江津はもう近いです。かなり寝てしまって、何も見ていません……。立山連峰も親不知も日本海も何も見ちゃいねえ。……………糸魚川から直江津まではほとんどトンネルです。途中で面白い駅がありました。トンネルの中に駅があったのです。駅名は筒石駅です。wikiで調べてみるとだいぶ変わった駅のようで、『長大トンネルの内部にあり、列車が通過する際ホームは風穴のようになるため、風圧によって非常に強い風が吹き抜ける。このためホームと通路とは頑丈な引き戸でしっかりと遮断されており、待合所もホームよりこの扉の内側にある。1日の乗降客数は60人前後(主に学生)であるが、ホームがトンネル内にある特殊な構造となっていることから、危険防止のために「ジェイアール西日本金沢メンテック」の委託駅員5名が交替で24時間年中無休で常駐し、窓口業務のほか列車到着ごとにホームでの安全確認や乗降客への案内と地上駅舎への連絡を行っている。普通列車到着時は、地上の駅員がホームまで下りて客を見送る。』(wikiより転載)だそうです。このときも1人の客が降りていきました。電車が発車すると次の名立駅もけっこうすごいところにありました。電車がトンネル内でかなり減速したので次の駅もトンネル内なのかなと思いきやトンネル出口すぐのところに駅があり、電車が発車するとまたすぐに次のトンネルに入ったのです。この北陸本線も2014年開業予定の北陸新幹線により、3セクとなるので、そのときはまた乗りにこようと思います。さあ、いよいよ直江津駅に到着です。ここからはJR西日本からJR東日本へ移ります。新潟県上越市直江津駅です。上越市には二つの中心街があり、直江津と高田といいます。 
 直江津駅

 新井まで乗った普通電車。

 新井まで乗った電車の車内。快適。

 この直江津からは信越本線で長野へ向かう予定なのですが、長野行の電車まであと90分もあります。だいぶ暇です。暇つぶしのために、信越本線の途中にある新井行の電車に乗ることにしました。この新井行電車でだいぶテンションが上がりました。使用されている車両がすばらしかったのです。
 新井まで乗った車両ですが、ムーンライトえちごに使用されている車両だそうです。新井までの短い時間ですがちょっと豪華となりました。直江津と長野を結ぶ信越本線は本数が少なく、沿線人口も少ないので、きっと利用者も少ないのだろうと思いました。たしかに新井までの車中はだいぶ客が少なかったです。新井もそんなに大きな街ではありませんから。このあたりの国道も私は走りましたが、やはり電車からの眺めは全然違います。しかも今は雪がもっさり。
 直江津から2駅目の高田に停まりました。なんだか、直江津よりも栄えているような感じです。高田を出ると脇野田という駅に停まりました。ここで建設中の北陸新幹線と交差しました。脇野田はとても小さな、たぶん無人駅なのですが、北陸新幹線が完成すれば上越市で最も重要な駅となるのです。今のところ上越駅という名前になるようですが、その名前だと上越新幹線とかぶるから混乱するかもしれません。新高田などの名前のほうがいいような気もしますが、新高田だと直江津が怒るかもしれませんな。
 雪の直江津〜新井。

 新井駅に到着しました。新潟県西部の小さな都市です。さて、ここで少しダイヤを調べてみたのですが、長野行が来るまでにはまだまだ時間があります。その間に長野から直江津へ向かう電車に乗ると直江津から長野行に乗れるということがわかりました。いい時間つぶしになるのでそれで行くことにしました。私がさっき乗ってきた電車はこのあと新井を始発として新潟まで行くようですが、それより先に直江津行が来ます。長野から来たその直江津行には驚きました。直江津と長野を結ぶ信越本線には特急や急行がありませんが、「妙高」号という名前のついている普通列車があるのです。別料金を取るわけでもなくなぜ名前がついているのか不思議でしたが、使用されている車両で理解できました。長野新幹線が開業するまで長野と東京上野を結んでいた特急あさま用の車両だったのです。なるほどね、これで名前がつくわけですよ。一部の妙高号にはグリーン車もついています。6両編成という長い編成なのですが、大勢乗っていて、ほとんどの席が埋まっていました。利用者が多くてよかった、よかった。
 信越本線妙高号。

 直江津駅で買って、妙高号車内で食べた駅弁。

 直江津から乗った妙高号を降りたのは長野駅

 もと来た鉄道を直江津まで引き返して、ここから再び長野を目指すこととなりました。今新井から乗ってきた電車が折り返しの長野行妙高号となるので、このまま乗って待っていようとしたら車内清掃をするから降りろ、だそうです。まあ、時間もあるし、直江津駅の外に出てみましょうか。ところが、外は大雨でした。傘がないので駅舎から離れることができません。駅前の光景ですが、大きな建物がたいへん少ないです。かなり閑散としていて、高田駅のほうが栄えているようです。駅舎に戻ると、東京方面の特急に乗ろうとする乗客でごった返していました。
 駅弁が売られていまして、腹が減っていたし鮭とかいくらの弁当ということで(もう我慢できない!)と思って購入しました。ホームへ降りたらちょうど長野行妙高号の出発準備が終わったところで、乗車しました。その前に、ホームに撮り鉄がいたのですが、彼が背負っていたリュックにはカードキャプターさくらが!! うわあ! パネェす!
 もとは特急用の車両ですから座席に机もついていて、その机を広げて弁当を食べました。びわが入っていて驚きました。びわは好きだけどごはんと合うのかと思いましたが、意外と合います。びわの味付けとごはんの味付けがなかなかいいですよ。さけといくらがたっぷりです。ただ、いくらがやけに固いです。
 北陸の金沢、富山と東京を結ぶ特急はくたかというものがあります。東京までは行かなくて新潟の越後湯沢で新幹線と接続するのですが、そのはくたかがちょうど停車していました。大勢の乗客が乗っていました。そのはくたか直江津と越後湯沢の間を3セクである北越急行という鉄道を通ります。鳥取には智頭急行という3セクがあり、3セクとしては珍しく黒字なのですが、その黒字の理由は鳥取と大阪を結ぶ特急の利用者が多いからですが、はくたかの利用が多くてなぜ北越急行は採算がよくないのか、たいへん疑問です。とは言っても北陸新幹線ができてしまうと北越急行は目も当てられない悲惨な状況になることでしょう。
 私の妙高号が直江津を発車しました。またしても脇野田駅北陸新幹線を見て、長野を目指しました。信越本線はよく揺れます。ゆっくり走るし、よほど軌道がよくないのでしょう。さて、座席が心地よいのでぐっすり寝ました。気付いたらだいぶ長野に近づいていました。しかも車内はけっこう混雑しています。私は座席を倒していましたが慌てて座席のリクライニングを戻しました。6両もつないで、それに見合うだけの客が乗るのですね。
 北陸新幹線の一部となる長野新幹線が見えてきて、長野の鉄道車両基地も見えてきました。その鉄道車両基地にはなぜか東京近郊で使用されている電車が並んでいました。京浜東北線の青い電車や山手線の緑の電車がひとつではなくけっこうな数ありました。なぜ長野に? ググッてみたところ、東京では新車に置き換えつつあって、古い車両は長野総合車両センターに配送していずれは廃車にするらしいです。
 そんなこんなでいよいよ長野に着きます。3月13日、11時52分。長野からはしなの鉄道で小諸へ向かいます。小諸行電車の発車まで18分ありますので駅の外に出ましたが、長野も雨だったのですぐ駅舎に戻りました。さすがに長野駅は大きな駅です。ところで、長野駅には新幹線がありますが、新幹線と在来線が同じ高さにあるのです。これってけっこう珍しくないですか? 新幹線は在来線よりも電車の高さ分だけ上にあるイメージがありますが。新大阪とか岡山とか……あれ……残りが思いつかない……まあ、いいや。

 長野駅しなの鉄道

 長野駅で買ってしなの鉄道車内で食べたおやき。

 しなの鉄道車内のメイド喫茶の広告。

 前回、長野へは国道制覇のために来ました。そのとき私はやたらと信州名物おやきを買って食べていました。だいぶ気に入ったのです。おやきはおいしいですよ。おすすめです。今回も長野駅でおやきを見つけまして、3つも買ってしまいました。ナスときのことごぼうのおやきです。しなの鉄道の車内に持ち込みました。下の画像がしなの鉄道の車両です。3両編成で、途中からワンマンになるようです。
 座席に座ると、小さな机があったので、その上におやきを広げました。温かいおやきがほしかったのですが、さすがに売っていなくて、このおやきは冷えています。でも、本当においしいおやきなら冷えてもおいしいはず! うん、まあまあかな。やっぱ温かいのを食べるべきかもしれません。
 今回の旅で初めてのJR以外の鉄道となりました。しなの鉄道はもともとJR東日本信越本線だったのですが、長野新幹線開業により長野市の南にある篠ノ井から軽井沢までの区間第3セクターとしてJRから切り離されたのです。私の乗った電車は篠ノ井までJRの篠ノ井線を走り、篠ノ井からしなの鉄道に入りました。長野駅を私の電車と同時に長野新幹線も発車しました。1分くらいは同じ速度だったのですが、そのあとはもう、新幹線はぐんぐん加速していきました。
 その新幹線の線路はずっと並んでいるのですが、なんとこの新幹線が地上に降りてしまったのです。高架ではなくなったのです。どうやら道路が跨線橋となって、道路のほうが新幹線を越えるようになっていたのです。道路へ行けば、新幹線を上から眺めることができるのでしょうね。いいな、長野。
 さて、しなの鉄道の車内に面白い広告がありました。メイド喫茶の広告です。しなの鉄道、やりやがるぜ! すげえぜ! 少しでも収入を得るためなら広告主なんて選ばない! なんという涙ぐましい努力でしょうか。長野へお越しの際はぜひこのメイド喫茶へ!
 長野は内陸県ですので、平地はほとんどありません。山の合間に街が広がっています。しなの鉄道はそんな中を走っていきます。雪をかぶった山が両側に見えます。それで、しなの鉄道に乗っていて、徳島との違いに気付きました。徳島のJR線は徳島駅を発車すると駅に着くたびに少しずつ客が減っていきます。必ずしもそうではなくて、高校などが駅の近くにある勝瑞や南小松島などでは高校生がどっと乗ってきたりするのですが、それでも徳島を離れるにつれてだんだん客が減っていきます。逆に徳島に向かう列車は徳島に近づくにつれて客が増えます。
 それに対してしなの鉄道の場合は長野から離れるにつれて客が減るということはなく、駅間距離が長いというのもあるのでしょうが、1駅区間だけ乗って降りていく客も多いように感じられました。途中の停車駅で客が乗り降りするというのを終点まで繰り返すような感じです。これはしなの鉄道に限らず、北陸本線などでもそのように感じられました。
 徳島県というところは徳島市を中心とした半径20キロ圏内に県の人口の大半(たぶん総人口78万のうちの68万ほど)が集中していて、一極集中しているからそうなるのかな、と思われます。
 しなの鉄道ね、がんばって黒字を出したりしているようですが、車掌と運転手を列車に乗せて、駅を無人にしてさらに人件費を削るのもアリなのではないでしょうか。長野から北のJR信越本線しなの鉄道となるでしょうし、今からさらなる経営改善をしておきたいところでしょう。ていうか、JRと第3セクターに乗っていて疑問に思うのですが、JR線と第3セクター両方に乗り入れる列車の場合、なぜそれぞれの会社に乗務員を入れ替えてしまうのでしょうか。たとえば、四国だと土佐くろしお鉄道とJR土讃線ですが、岡山、高松、高知からのJR特急が土佐くろしお鉄道に乗り入れるとき乗務員が入れかわるのです。それって無駄になっているように思えるのです。それぞれの会社でそれぞれ別の職員が自分のところの路線だけ担当するというのは無駄なように思えます。
 それで、私が乗ったしなの鉄道の電車ですが、長野発小諸行で、長野〜篠ノ井がJR線、篠ノ井〜小諸がしなの鉄道となります。しかし、篠ノ井で乗務員は交代しませんでした。こういうふうに交代しないほうがいいと思うのですがねえ。
 最近、航空会社どうしでは全日空の機材に外国航空会社からの乗客が乗ったりする共同運航が行われています。機材のレンタルや機材整備の外部委託など、そういうことを空の上ではせっせとやったりしています。鉄道の異なる会社が異なる路線に乗り入れるのとはちょっと違いますけど、それくらいのことは鉄道でもやるべきでしょう。公共交通を維持するためにがんばっていただきたい。

 しなの鉄道小諸駅。JR線もあるよ。

 JR小海線気動車。汽車。

 さて、電車は小諸に到着しました。ここからしなの鉄道は軽井沢まで続きますが、私は小諸からJR小海線に乗ります。JR小海線小淵沢行発車までしばらく時間があるので駅前などでうろうろしました。改札口を通るときもちろんしなの鉄道の運賃を払いました。改札口の駅員に18きっぷを見せながら「長野から乗ってきました」と言うと、「そうすると篠ノ井からの運賃をいただきます。930円です」
 駅前はよくあるようなロータリーがあって、タクシーが停まっていました。そこへ東京からの高速バスがやってきました。小諸には東京との間にバスがあるんですね。あら、すごい。私は以前、長野県東部の中心都市は小諸だと思い込んでいたのですが、小諸の南にある佐久のほうが大きな街だということが、国道制覇していてわかりました。小諸を大きいと思っていた理由としては信越本線の特急が停まるし佐久方面の列車が出ていくところでもあるし、なんとなく小諸のほうが大きいように感じられたのです。しかし、佐久を車で走ってみると、郊外型の大型店舗が並んでいて、だいぶ違ったのです。今では新幹線が小諸ではなく佐久のほうを通っていて、長野東部の中心は本当に佐久になったような気がします。
 13時30分、時間が来たので小海線の列車に乗りました。兵庫県播但線以来の汽車です。2両編成で、やはり後ろ2両目のドアは開きません。上に掲載している画像の車両ですが、こいつ、以前から本当に気になっていたのです。JR東日本の新型気動車なのですが、雑誌や旅番組で見ていて、他のJRとは全然違うデザインでしたから。JR東日本以外の気動車はだいたいどこも銀色のステンレスで、安っぽい作り(西日本のキハ120、四国の1000系、九州のキハ31、北海道のキハ54など)ですが、JR東日本だけはしっかりして重量感のある見た目でして、気になっていたのです。こいつの名前はキハ110です。新型とはいえ、キハ110も初登場が1990年ということで、四国の1500系気動車に比べると見劣りする部分があります。たとえばトイレが車いすに対応していないし、ドアを開閉するときのボタンが小さいといったところです。そんなキハ110は、小海線を快走していくのでした。
 ですが、私はだいぶ寝てしまって、気付いたらかなり山奥でした。民家はありません。とてもきれいな森や谷を縫うように走っているのでした。小さなカーブが連続していてなかなか速度は出ていません。このあたりは車で走ったことがありまして、きれいな高原でした。最高の眺めが続きます。
 ワンマン運転なので、案内放送は録音されているものが再生されるのですが、『次はJR最高地点の駅、野辺山です』とのこと。録音にしてはしっかり宣伝していますね。そうそう、ここまで来て気付きました。小海線は日本で一番高いところを通る路線だったのです。案内放送で『最高地点』なんて言うからもしかして停車時間が長いのかと思いきや全然でした。野辺山を通過したところで、私は運転手とは別に車掌がいることに気付きました。ワンマンじゃないじゃん。この車掌が放送を始めたのです。『あいにく雲に隠れておりますが、右手に見えますのが赤岳でございます……』そういうことをやってくれるんですね、この路線は。さらに『まもなくJR最高地点を示す柱が右手にございます……1357メートル……』あ、野辺山は駅としては最高地点だけどそれよりさらに高いところがあるんですね、なるほど。ここで速度を落とすのかと思いきや全然速度を落とすことなく、列車は通過していきました。撮影不可能。でも、柱はたしかにありました。………………この汽車の中でのできごとですが、私の向かいに二人の女の子がいました。訛りがあるしゃべり方で、地元の子のようでした。彼女たちは「言うかどうしようか迷ってやめるときあるよね」と言っていたので、今日はたまたま良いほうだったのでしょう。そんなこんなで列車はいよいよ山梨県へ入りました。清里高原というきれいな高原地帯を通過していきます。
 清里の国道沿いに小学生にうけそうなソフトクリームがあります。食べました。味はふつうですが、一応おすすめです。以前、撮影しておいた画像がありますのでどうぞ。トイレの便器にもりもりうんこです。このとき10月だったのですが、めちゃくちゃ寒かったですよ。
 二人の女の子はやたらと「ラーメン食べたい」と言っていました。「着いたらラーメン食べる」って。見た目はだいぶケバい娘さんなのですが、駅で降りるとき車内にあったごみ箱を見て「こういうのむかつく」と、ごみ箱からはみ出していたジュースの紙パックをきれいにゴミ箱に押し込んでいくのでした。ええ子やないか!
 客のほとんどは明らかに観光客でした。登山のかっこうをした女性が多かったです。3月なのに登山なんてするものでしょうか。あと、ファッションセンスのあるかっこいい若い方が乗っていましたが、カメラなどが明らかに撮り鉄でした。

 小淵沢駅

 特急あずさ。

 小淵沢駅で買って臨時快速ビューやまなし号車内で食べたサンドイッチ。

 臨時快速ビューやまなし号、新宿駅にて。

 小諸を出て2時間30分、ようやく小淵沢に着きました。中央本線との接続駅です。ここから山梨県の塩山まで普通電車に乗り、塩山から東京の入り口である高尾まで行きます。塩山行きの電車まで時間があったので駅の外へ出ました。駅には大勢の客がいました。小さな駅ですが、みやげ売り場もありました。みやげ売り場でサンドイッチを購入して、ホームに戻りました。なんか知らんけど、けっこうな数の撮り鉄がいました。何か列車が来るのでしょうか。まずやってきたのは特急あずさ新宿行です。特急あずさにはだれも見向きもしません。
 さて、次にやってくるのは快速ビューやまなし号だそうです。臨時快速ということで、撮り鉄の目当てはどうやらこいつです。この快速ですが、どうやら自由席もあるようで、これに乗れば新宿まで乗り換え無しだそうです。なら、18きっぷでも乗れるし新宿まで行けるのなら予定変更して乗ってしまいましょう! 本当なら八王子から橋本へ行って東京ミートレアで肉を食う予定だったのですが、だいぶ疲れてしまってミートレアへ行く気力が削がれてしまいました。それに、ミートレアよりもミスターデンジャーのステーキ食べたいなあ、と思ったのでした。 ビューやまなし号がホームに入ってきました。上の画像の4枚目がビューやまなし号で、周りが暗いですが新宿で撮影しました。この車両は10両編成、全2階建でした。おー、すげえ。
 2階の席に座って、サンドイッチを広げて食べました。味は、まあ、いいんじゃないですか。清里高原のぶたを使っているそうですが。ところで、東京にまい泉というとんかつの店があって、まい泉のかつサンドはめちゃくちゃうまいです。パンととんかつがものすごくよくなじみます。まい泉、おすすめです。発車するまでにかつサンドを食べ終わりました。ビューやまなし号が発車です。中央本線を快走しはじめました。目指すは新宿。
 3月13日16時17分、小淵沢を発車したビューやまなし号は高速走行で新宿を目指します。耳がつーんとなりました。航空機に乗ったときと同じです。もしや、かなりの勾配なのでしょうか。高低差があるのでしょうか。たぶん小淵沢から甲府に向かっているので、下っているのでしょう。ところで、この快速、自由席ということは高尾を過ぎたところから大勢乗ってきて混雑するのではないでしょうか。
 今回の旅で、私はできるだけ荷物を減らすために時刻表も持ってきませんでした。事前に行程をすべて決めて1枚の紙に書き写してそれを持ち歩いていたのです。旅に出る前の予定を立てる段階で、ビューやまなし号を見落としていたとは、ちょっとショックです。時刻表には臨時列車であろうと必ず載っていますから。今確認するとやはり載っていましたし。最初からビューやまなし号がわかっていたら今夜のごはんも幅が広がったのですが。それにしても時刻表持ってくればよかったですよ。何かあった場合に予定変更がしずらいですから。予定変更の場合時刻表は駅の時刻表を利用することにしていました。現地調達です。でも、戦争で現地調達はやってはいけないことですよね、補給路を確保するのが鉄則です。その鉄則を忘れていました。次からは気をつけます。
 2夜連続で徹夜だったので、ビューやまなし号でも寝てしまいました。起きたら甲府を過ぎて、山梨県東部にある東京のベッドタウン、大月付近まで来たようです。列車は停車していました。特急が追い抜くのを待つためしばらく停車しているそうです。7分ほど待つわけですが、後ろの座席から「こんなの初めてだわ」というのが聞こえてきました。待ち時間が長いことではなく、特急に追い抜かれるために停車する列車に乗ったのが初めてらしいです。あれ、でも特急や急行や快速が追い抜き、先に行かすために駅で待つなんて東京でもしょっちゅうあるような気がするのですけど。私鉄とか特にそうだと思いますけど。たしかにJRだと珍しいかもしれませんが、この中央本線は特急が多いので、追い抜き待ちの停車なんてよくあることでしょうに。もしや特急にしか乗ったことがないのでしょうか。
 さて、特急は4分遅れで、待ち時間はさらに長くなりました。特急が通過していきました。すると今度は「ガラガラの特急だわ」だってさ。ええっ!? ガラガラとおっしゃいましたか、奥さん! 私の眼にはほぼ満席に見えたのですが! 立っている客はいなかったけど、でも、あれでガラガラだと!? いやあ、東京は基準が厳しいなあ。それとも、私は見えてはいけない人が大勢見えたのでしょうか。旅に出る前にネットでオカルトを多く読んだのがよくなかったのでしょうか。
 さて、こんな会話をしているのは3人のおばあちゃんのようです。そのあともいろいろと会話が聞こえてきました。「(たぶん年金の話をしている)みなさんの納めたお金で食べさせてもらってるから申し訳ないわ」「夫ががんばって納めたお金だからいいんですキリッ」なるほどな、夫が納めたものが戻ってくるという考え方ですか。納得しました。いいと思います。
 3人の会話がけっこう興味深くて聞き入るようになりました。3人中2人がもともとグループで小淵沢まで何か遊びに来ていたようでして、もう1人はたまたまこの2人と同じ席に座って、会話をするようになったようです。それで、この1人がけっこう深いことを言うんですよ。さっきの「夫が納めたお金だから」発言もこの1人でした。
 続いて、普段の食事の話になりました。例の1人がおっしゃるには。「草食動物を肉食動物が食べて、人間も牛など草食動物を食べています。ということは、草だけ食べているということにもなります。私は野菜しか食べません。魚や肉は月に2回くらい。だからとても健康なんですよ」「そうですね、野菜を食べろとテレビでも言いますものね」ええ!? 何だ、その飛躍! 肉食動物にも草を食べろというのか!? 魚は、特に青魚は健康にもいいというじゃないか! 私の場合は肉食いすぎですけどね。
 どこから来たのかという話になって例の1人は、1人旅で小淵沢まで出てきたそうです。で、驚いたのは年齢ですよ。2人がめちゃくちゃ驚いていましたが私も驚きましたよ。だって90歳だとおっしゃるんですよ! 90歳で電車1人旅ですよ! すげえわ。元気だわ。しかも2泊3日! たまにこうして家を勢いで出てくるのだそうです。ご家族は少しくらい心配するのですが止めはしないそうで。「人として生まれてきたからには好きなことしないとねえ」おっしゃるとおりでございますよ、ええ。行く先々でいろんな方に心配されるのだそうです。自宅近くのタクシー屋が心配してくるし、今日も小淵沢駅で「おばあちゃん、1人で大丈夫かい」って。ああ、いましたよ、いましたよ、小淵沢駅で駅員が1人のおばあちゃんに話しかけていましたよ。ああ、あの方だったのですね。おばあちゃんたちは私の後ろの席でおしゃべりをしているので、私は顔を見ることができないのですが、なるほどねえ。
 3人とも都内だそうで、90歳の方も23区内だそうです。地名も聞こえたのですが、そんな地名知らないんですよ。それでググッてみたのですが全然出てこないんです。最寄駅も聞こえてきたけど、その最寄駅は山手線に近いというのですが、山手線からだいぶ遠いです。この快速ビューやまなしを新宿まで乗るそうですが、途中の駅で降りたほうが絶対近い場所なのです。おっかしいな、もしかして……。
 90歳の方は家族からボケてると言われるそうですが本人は全力で否定しました。しかし、さっきから駅員から「おばあちゃん、今から新宿まで1人で大丈夫かい」と言われたという話を何度も何度も繰り返すのです。これってボケてませんかね。ボケは自覚がないらしいですし。ちょっと心配になってきました。2人も心配になっている感じでした。
 ビューやまなし号が東京都に入り、高尾や八王子に停車していきましたがその頃には外はもう真っ暗でした。「こんなに暗くなるなんて思わなかったわ」だそうです。2泊3日の1人旅をしてきたわりには暗いことをやたらと不安がっていました。いろいろ聞いていて、なんだか矛盾を感じるようになりました。このおばあちゃん、大丈夫かな。さてさて、2人も「真っ暗ね」と言います。でも、田園地帯育ちの私にとって中央本線沿線は全然真っ暗ではないです。住宅とマンションの大海原が広がっているのです。それらの明かりでいっぱいなのです。たしかに店の明かりなどは少ないですが。私にとっては立川や武蔵野や三鷹が明るくてしかたないです。大都会です。でも、23区内在住のおばあちゃんたちにとってはこれが暗いそうです。そっか、そんなに見え方が違うものなのですね。
 2人組が90歳の方のことをだいぶ心配するようになりました。2人組「新宿に着いたらどうなさるの?」90歳「お嫁さんが迎えに来てくださいますよ」2人組「どこの改札口?」90歳「駅員に聞いたらわかると思います」2人組「でも、新宿駅はものすごく大きいから、出口がたくさんあるから」90歳「あら、でも、駅員ならきっとわかると思いますよ」90歳の方、けっこうテキトーですな。新宿駅は世界最大の駅なのに、どこで会うのか決めていないようです。時間も決めていないようです。いよいよ2人組が心配するようになったのですが、そのあとからだんだん2人組と90歳の方の間で会話がかみ合わなくなっていきました。それで、2人組は90歳の方に同行することを決めたのです。安心しました。
 快速ビューやまなし号はいよいよ新宿に近づいてきました。臨時列車だし、5分の遅れを出しているし、しかも中央線は過密区間なので、減速と加速を繰り返したり信号で停車したりしました。するとおっちゃんが奥さんらしき女性に向かってこの列車の悪口を汚い言葉を使って言っているのです。奥さんに言ってもしかたないし、この列車が遅れたのは他の列車のせいだし、しかたないです。それにたかが5分じゃないですか。畜生だのクソッだの連呼しています。それが聞こえてしまう私もイライラしてきました。ちょっと黙ってほしいです。東京の方は5分が我慢できないのかな。たぶんこのおっちゃんだけでしょうけどね。
 19時、新宿に到着しました。小淵沢から乗り換え無しで、しかも快適な座席で、ブログのネタになりそうな会話をたくさん聞くことができて、大満足です。ここからは東京の地獄の混雑に巻き込まれるのかと思うとしんどくなりますよ。前回東京に来たときは今日と同じく土曜の夜でしたし、日曜23時台にもギューギューの電車に乗ったので、(東京はハンパねえ)と思っていました。
 今夜のごはんは墨田区東あずまのデンジャーステーキにしようと小淵沢で決めたので、新宿から総武線各駅停車で行きます。きっとギュウギュウの電車なんだろうなと覚悟していたら、なんと! 座れてしまうくらい空いていました。なぜだ、いったい何があったんだ。どうした、東京。俺にヒィヒィ言わせてみろよ。山手線のほうもけっこう空いていました。視聴率70%の大人気番組が放送中でみんな家にこもっているのでしょうか。
 座ったまま亀戸まで乗って、亀戸から東武亀戸線東あずままで乗りました。東あずまって面白い地名ですな。東はあずまと読めるし。下手すりゃあずまあずまですよ。
 このデンジャーステーキは人気があるようで、前回来たときは30分くらい待たされたのですが、今夜は空席があり、すんなり座れました。迷うことなく2000円セットを注文しました。肉は400グラム、ごはん大盛りで。厨房では今夜も元プロレスラーの松永さんがいらっしゃいました。なぜか緊張してしまいます。あれ! 今日はウインナーがのってる! 前回はなかったような気がするのですが。肉400グラムに、さらにウインナーとは。ごはん大盛りですが、3合くらいはありそうな気がします。ここのステーキはめちゃくちゃうまいんですよ。脂身の少ない赤身で、肉の味がしっかりと味わえるのです。そして、とけるような柔らかさです。にんにくたっぷりでいただきます。ミスターデンジャー、おすすめです。周りの客がやたらとスジ煮込みを注文するし、この店を教えてくださった先輩からスジ煮込みがおいしいと聞いていたので注文しました。たしかにうまいです。このスジがまたとけるような柔らかさです。なぜかキムチがのっかっています。全部たいらげたのですが、吐きそうになりました。うぅ、食べすぎた……電車で吐くかも。東あずま駅に戻り、北千住駅まで行きました。そのあとはまた18きっぷでわずか1駅区間、北千住の隣の南千住まで乗って、寄り道することなくホテルへ向かいました。南千住での宿泊は今回で3度目ですが、すべて異なるホテルです。

今回はこちらのホテル。お値段は一泊3200円です。今夜は特別に3000円です。

 ホテルの部屋にあった案内表は外国語だらけ。

 お金を払って、9階の部屋へ行こうとエレベータのところへ来てみたらパソコンが3台並んでいました。その前には3人の白人が座っていました。真剣な表情でディスプレイを見つめています。突然「イヤッホォォオォ!!!」とか叫びそうな感じでした。南千住は海外からのバックパッカーが多く、このホテルのホームページも英語でした。もちろん日本語もありますけどね。
 部屋に入って、風呂の説明がなかったから案内表を読もうとしたら、全部英語でした。うおおお読めねえ!!! どうしよう、ホテルのことが何もわからねえ! センター試験200点満点中45点だった俺には何も理解できねえ!!! 混乱していたら最後のページに日本語の案内がありました。あ、でも、風呂は21時までだそうで(21時以降は女性専用)、もうすでに21時は過ぎています。朝入るしかないです。
 明日(3月14日)会う予定の先輩から夜会えなくなって昼間までしか時間が取れないとのことで大きく予定を変更しました。明日行く予定だった場所は3月15日に回して、15日にお世話になる予定だった方に「行けなくなりました」と連絡したのでした。
 テレビのチャンネルをテキトーに変えているとアダルトチャンネルになりました。「有料」のところにランプがついて、びっくらこいたのでした。「ええ! なんで! 金ないから今はいらないよ!」と、すぐに他のチャンネルに変えました。そうそう、東京に来たら、視るべきチャンネルは東京MXだよね! でも東京MXらしきチャンネルがどれなのかわからなかったです。そのかわり千葉テレビが映ったのでテンション上がりました。
 飲み物がほしくて、10階へ飲み物を買いに行き、部屋に入るため鍵をしていたドアを開けようとしたら揺れました。「うわあ、疲れてるなあ。早く寝てしまおう」と部屋に入って座りこんだら、まだ大きく揺れていることに気付きました。ハンガーがぶらんぶらんしています。あ! 地震か! つけっぱなしにしていたテレビに地震速報が出ていて、宮城で震度4だそうです。そんな遠くの地震が東京の10階建ての建物に影響するとはすごいですなあ。これがいわゆる長周期振動ってやつですか。部屋で1人でものすごく感心していました。
 すぐ寝ました。
つづく。