やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

銀河をがっつりと 四国観光戦略

これまでのあらすじ:「銀河をがっつりと 新JR四国編」では、四国の公共交通を2012年をめどに大きく変える計画を述べてきた。安く、速く、便利に。また、徳島駅周辺の再開発計画も立ち上げた。
 それで、この新JR四国を下敷きとして、新たな計画を立ててみようと思うようになりました。せっかくの交通網ですから、それを利用して四国に人を呼び込みたいなあ、と思いました。その計画の目標は、でかいほうがよいので『年間1000万人以上の客を国内外から呼び込む。金が回るような観光施設を実現し、四国経済に寄与する』というものにしてみました。この目標はかなりでかいです。たとえば、ラスベガスは年間3500万人(外国からは約1割)、パリは1600万人(外国からは約6割)、東京は外国から533万人、マカオは年間3000万人となっています。ラスベガスとマカオの場合、カジノ中心の観光都市ですので、その地域の経済は巨大です。また、東京ディズニーランド・シーが2500万人、USJが850万人です。

予定地は、レオマです。ここであれば、四国新幹線と東四国新幹線から便利だし、空港も近いし、高速道路インターチェンジからの新たなアクセス道路も建設しますし、足は十分に確保できます。この周辺最大100平方キロほどを入手して、いろいろなものをつくります。それで、何をつくるか、ということなのですが、なぜパリ、ラスベガス、マカオ、東京に大勢の人が集まると思いますか。お話はそこからのスタートです。マカオとラスベガスはカジノ以外にあらゆるものがあります。パリは、街並み、歴史、文化などあらゆるものがあります。東京もしかり。それぞれの場所が何かひとつのものだけで客寄せに成功しているわけではありません。たしかに、ディズニーのような単独で大勢の人を集める施設もありますが。
 大勢の人を集めて、大量の金を落としてくれるには、複合施設でなければならないのです。そして、それらが集まることで形成されるその場所独特のブランドです。『パリ』という名のブランド、『ラスベガス』という名のブランド、『マカオ』、『東京』、それぞれが独特のネームバリューを持っています。そんな感じで、香川のこの地に、それらに匹敵する何かがほしいです。
 身近な人々に、何だったら大勢の人々が集まるのか聞いているのですが、やはり難しいですね。「そんな案があるならもうすでにやってるでしょう」って。たしかにそうなんですけど、そこをなんとか良い案はないものでしょうか。まずひとつ出たのは、「ドバイのタワーより高いものを建てて、フジグラン北島の100倍あるショッピングモールをタワーに入れる。地下は居住空間。四国の全駅と地下鉄でつなげて、名古屋と東京と大阪とつなげろ」って。この案にかんしては、ドバイのブルジュハリファ(世界一の高さ)を超えるものを建て、巨大ショッピングモールを入れる部分ならやれないこともないです。
 あ、そうそう、私自身の案についても紹介しておきますので、ご笑納ください。ムービーワールド誘致(ワーナーブラザーズ主催のテーマパークで現在はゴールドコーストにあり、大阪府が誘致しようとしているらしい。USJはユニバーサルスタジオ主催のテーマパーク。)、カジノ誘致(日本の法改正が必要だが突破してみせる。マカオや韓国との競合になるほうがむしろ心配)、プロスポーツ対応のドーム建設、イベント用にコンベンションセンター設置(コミケの大混雑をさばけるくらいの大きさ。東京国際展示場の4倍くらい。コミケを年間10回以上開催したい。)、ムービーワールドとは別に日本アニメを基礎としたテーマパーク……といったところです。私の好みがかなり入っていますが、無視してください。
 この私の案について、「100倍のショッピングモール」うんぬんの案を出した方からだいぶ駄目出しされました。具体的すぎるし真似だし頭が固いしこんなのではこれからの社会生きていけないよって。すみません、本当にすみません。
 記事第279号