前回までのあらすじ 水樹奈々LIVE DIAMONDにやってきた裏表野良猫、そのLIVEもついに終わったのであった。
7月5日（日）20時頃。
西武ドームの外が暗くなると、みんなの持っているペンライトやサイリウムがようやくきれいになりました。と言いつつ、最後の曲DISCOTHEQUEが終わってしまって、残念無念、生きていくための目標が失われ、異常なくらいがっかりしている私です。
水樹奈々「これで帰る水樹ではありません！」
そうそう、まだあるんだよ、会場内におみやを放り投げてくれるんだよ。通称えさやり。今回は、野球にちなんで77個のサインボールをバズーカを使ってばらまくそうです。バズーカを使わないと後ろのほうの席まで届かないもんね。リリーフカーを改造したものが出てきて、それに乗り込んだ水樹がバズーカをシュポーンって撃ちます。この77個、配り終えるのにだいぶ時間がかかりました。20時30分までかかったかなあ。30分くらいボール投げでしたねえ。
私の席の近くまで来たら大声で「投げて」「こっちこっち」とか叫びます。
あれやこれやで本当に終わり。LIVEレポートは以上で終わりです。書いてないことが多すぎます。まず、始まる前に、会場内にあった4つのタワーに女性スタッフが登っていっててっぺんに座るのです。長い長いはしごを登るのです。体力あるなあ。たぶん照明かな。それともカメラかな。他にもMCとかチェリボセブンとか全然触れてないので、今後、自分の記憶を掘り起こして書きます。
というわけで、ドームを出ることになりました。まずは1塁側スタンド席と3塁側スタンド席が退場していき、その次にアリーナのFが退場です。Fは私のいたところね。舞台最前のAは最後の退場です。
数万人の人が西武ドームを出て、西武球場前駅へ向かいます。私もゆっくり歩いて駅の中に入り、電車に乗ろうとすると、電車のドアが既に閉まっているではありませんか。その電車の中はぎゅーぎゅーでした。これ以上乗らないから発車の時間が来てなくてもドアを閉めているようです。なので、その次の電車が来るのを待って乗りこみました。西武鉄道のダイヤは狂ってしまっているようで、時間どおりには発車しませんでした。
さて、このまま西武池袋まで行ってホテルに向かうという予定ではありません。紹介してもらった焼肉屋に行きます。所沢駅まで乗ってそこから西武新宿線に乗り換えました。事前に調べていた時刻表は役に立ちません。だって、ダイヤは正常に戻ってくれず、電車が遅れているのですから。焼肉屋は西武新宿線野方駅の近くにある基順館というところです。うまいのかな。食べ放題コースもあるけどそれはやめときますね。
西武池袋方面は大勢のファンでごった返しましたが、西武新宿方面はファンはちらほら見かけるだけでした。野方駅でもファンを見かけましたけど。
野方に着いて、少し歩いて焼肉屋に到着です。ロースがおいしいらしいのでそれを注文。他にもいろいろ食べて合計5000円でした。ロースがとんでもなくうまいです。サシが入っていない赤身の肉ですが、見た目に反して、箸でちぎることができるくらい柔らかいのです。で、味も赤身そのもののしっかりした肉がっつりです。柔らかいだけではない、肉本来の味がしっかり伝わります。これは！ まさか！ わからんけど、うまい！ 肉だけで腹いっぱいにしようとしたらお財布がたいへんなことになるので白ごはんの大盛2杯で腹いっぱいにしました。
で、ここのおっちゃんがおしゃべりなんですよ。「今日のタンはいまいち。今度来てくれたらもっとうまいのを出すから」「タンが悪いのは昼間に大量に注文が入って、追加仕入れしたから。今度来てくれたらもっと以下略」同じ話題を繰り返すし。ゆっくり食べさせてほしかったなあ。サービスでアイスをもらって、ミネラルウォーターももらいました。ありがとう。
ほかにいた客はカップルらしい男女だけでした。で、おっちゃんが言うのです。「あのカップルはさっき出会ったばかりなんだって」わざわざ教えてくれてありがとう。
ひとつ気になったのは、店内で蓮池薫の本が何冊か紹介されていたことです。蓮池薫ってこんなに本を出していたんですねえ。ていうか、蓮池さんと何か関係があるのでしょうか。やはり、焼肉だけに朝鮮系なのかな。
野方駅に戻りました。23時です。新宿方面の電車はガラ空きでした。でも、新宿から郊外へ向かう電車はぎゅーぎゅーです。日曜のこんな時間にこんなに大勢の人々はいったい何をしていたのでしょうか。
西武高田馬場駅で降りて、山手線に乗り換え、品川へ。山手線も座るどころか身動きできないくらい満杯でした。なぜ、こんな夜遅くに、しかも日曜日なのに。東京って怖い！
品川で京浜東北線に乗り換えると、横須賀線や総武線の最終電車が案内されていました。そう、東京も終電の時間なんですよ。でも、電車は相変わらず大勢の客が乗っています。京浜東北線大森駅で降りて、宿泊予定のカプセルホテルを探しました。すると、中国人らしき人たちに「マッサージあるよ」だってさ。完全に無視。めちゃくちゃ疲れてるから話しかけないでほしいです。別の中国人集団にも話しかけられました。「3000円。朝までダイジョーブ」知らんがな。こっちはしんどいねん。集団はケラケラ笑ってました。田舎に帰れ！
カプセルホテルに入り、疲れすぎて、すぐ寝ることができませんでした。冷房がなくて、少々暑いです。
朝5時。4時間くらい寝たかな。風呂に入って、ホテルを出て、羽田空港へ向かうため京浜急行電鉄に乗りました。すると、駅のアナウンスで少し笑いました。土曜に羽田空港に着いて京浜急行に乗ったとき聴いたアナウンスと同じ人だったのです。『まもなーく羽田空港行が到着しまーす』
朝6時くらいだというのに、東京あっついぞー！ぷらーんと立っているだけなのに汗出ちゃった。
羽田空港に着きまして、何も食べずに、徳島行の待合室でぷらーんと座っていました。徳島行はどうやらガラ空きらしく、クラスJという普通席よりも良い席が案内されていました。『体にもやさしい座席でございます』ということは、普通席は体にやさしくないんだな。
機内で隣のおじさんに言われました。「体の大きな人にはもっと大きな座席がいいね」おまえ、黙れ。失礼な奴だな。でかくてごめんね！
機内では眠くて、うとうとして、スープをもらって2杯飲みました。
徳島に到着です。バスに乗り、学校近くの停留所で下りて、旅の荷物を持ったまま登校したのでした。遅刻はしていません。私はいまだに皆勤です。
『東京と埼玉をがっつりと』おわり。
